戦国無双5

戦国無双5のレビュー・評価・感想

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戦国無双5
7

爽快感たっぷりのアクションゲームで歴史も学べる!

実在した戦国武将やオリジナルのキャラを操作して戦うアクションゲームです。簡単操作で敵をバンバン倒していく爽快感があり、ゲームが苦手な方でも楽しめます。前作からキャラクターデザインが一新されているので、今までのシリーズをプレイしたことがある方も違った雰囲気を味わえます。
織田信長と明智光秀というメジャーな戦国武将を軸にし、2人の視点から歴史を進めていくというストーリー。この2人は、青年期と壮年期と2つの年齢のキャラクターを操作できるのも魅力です。
本能寺にて織田信長を討った後に明智光秀はどうなったのか。あの時この武将が負けてなかったら、こちらが勝っていたらどうなったかなど、予想ができないオリジナルストーリーが本編とは別にあるのも楽しめます。
最初に操作できるキャラクターは少ないですが、ストーリーを進めるうちにどんどん増えていくのも楽しいところ。誰でもわかるメジャーな武将から、学生の頃、歴史を勉強したときに名前を聞いたことがあるかも程度のマイナーな武将まで30人以上操作することができます。
据え置きのゲームで大画面でやるのもいいですし、携帯ゲーム機でごろごろしながらやるにもうってつけです。家にこもりがちになって滅入っているときや、ストレス発散にもなるのでぜひお勧めです。

戦国無双5
8

あらたな信長像が発見できる

もともと戦国時代のゲームをやるのはとても好きで、戦国無双のシリーズもプレイしてましたが、今回の戦国無双5はあらたな発見ができるとてもよいゲームでした。信長の若かりし頃から物語が始まり新たな解釈を得ることができました。物語の始まりは、室町時代に発生した応仁の乱により、下克上が始まった戦国時代からのスタートで今川義元が人質の徳川家康を護送するところを織田信長と前田利家が徳川家康を奪うところから始まります。そのあとは美濃の斎藤道三と岐阜での戦いへつながり、美濃の3英傑や竹中半兵衛やもう一人の主人公でもある明智光秀との戦いへと続いていきます。今回の作品では操作できる武将の数が減ってしまってはいますが、今までの作品が多すぎたのではないかなと思いますので今作ぐらいの登場人物でも満足してます。なんといっても織田信長のキャラクターボイスが島崎信長と最高すぎる配役になってます。操作性は今までのものを引き継ぎつつも、表現はより日本的なものを感じる今までのシリーズとは異なるビジュアルになっています。ダウンロードコンテンツも定期的に発表されており飽きることなく遊び続けることができる本当によいゲームになっていると思います。今後このシリーズ同様いろいろなパターンが出てくると思いますが、そちらも無条件で購入対象になると思います。一度遊んでみることをおすすめします

戦国無双5
8

爽快!体感しよう!戦国時代を彩った男たちの熱き人生を!

「毎日のストレスをゲームで発散したい!けどあまり時間はとれない……」
「アクションゲームに興味はあるけど、操作が難しそう……」
そんな方にピッタリのゲームがあります!
それは戦国無双5。無双シリーズとして知っている人はいるかもしれませんね。
「歴史はよく分からないんだよね」と思った人もいるかもしれませんが、大丈夫!
織田信長と明智光秀。歴史が苦手な人でも誰でも知っているこの2人がダブル主人公として物語は進んでいきます。
有名な合戦が舞台ですが、歴史の知識がなくても合戦前にナレーションが簡潔に説明してくれますし、ゲーム中に発生するミッションをクリアするために頑張ってみたり敵をどれだけ倒せるか挑戦してみたり……。楽しみ方はたくさんあります。
同じ時間軸でも信長サイドと光秀サイドと違う視点から物語を見ることができ、キャラクターたちに感情移入ができるので次はどうなるんだろう?とワクワクしながらプレイできます!
歴史に詳しい人でも「こういう解釈の仕方があるのか」と納得のいくゲーム展開です。
グラフィックは鮮やかながらも、墨絵を彷彿とさせるようなタッチとなっていて、リアルなだけじゃない、どこか懐かしく親近感のある世界観になっています。
戦国武将というと独特な髪形をしていてむさくるしいおじさんっていうイメージがありますが、イケメンから少年、渋いおじ様、美少女にキャラクターデザインされているので大丈夫。キャラクターは総勢27名!
無双奥義とよばれる必殺技をだした後の立ち絵は必見です!
史実に沿いながらもオリジナルの解釈を盛り込んだゲームですが、全体的に真面目路線。
史実からかけ離れたお遊び要素を楽しみにしているのであれば、プレイがきつくなってしまうかもしれません。

戦国時代に興味があっても、なくても、アクションゲームに不慣れな方でも楽しめるのが魅力の戦国無双5。
日常をいったん離れて、戦国という波乱に満ちながらも魅力にあふれた非日常にひたってみませんか?