木野花

木野花

木野 花(きの はな、本名:木野目 留美子)とは、日本の女優、演出家。1948年1月8日生まれ。青森県上北郡横浜町出身、青森市育ち。青森県立青森西高等学校、弘前大学教育学部美術学科卒業。
幼少期は下北半島の自然の中で育つが、小学校高学年で青森市へ引っ越した後は環境の変化から人付き合いに苦手意識を持つようになる。中学・高校時代は文学全集の読書や美術部での活動に打ち込み、弘前大学進学後は彫塑を専攻した。卒業後は中学校の美術教師として働くも、現実の職場環境への適応に悩み、神経性胃炎や偏頭痛を患って1年で退職する。
退職直後にアングラ演劇特集の雑誌を見たことをきっかけに上京し、東京演劇アンサンブル養成所に入所。1974年に養成所の仲間とともに劇団「青い鳥」を結成し、1980年代の小劇場ブームを牽引する女性劇団の先駆的存在として活躍した。1986年の劇団退団後、同年出演した金鳥のCMでの「亭主元気で留守がいい」という台詞が大ヒットし、新語・流行語大賞の銅賞を受賞して一躍注目を集めた。
以降は名バイプレイヤーとして映画・テレビドラマに多数出演。2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』では長内かつ枝(メガネ会計ばばあ)役を好演して幅広い層に親しまれ、2018年の映画『愛しのアイリーン』では凄まじい狂気を孕んだ母親役を演じ、第92回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞を受賞した。
女優業のほか、演出家としても劇団☆新感線の舞台『花の紅天狗』で主演を務めるなど幅広く活動。1980年代後半から約10年間にわたり自身の演劇スクールを開校して若手俳優の育成に携わったほか、「座・高円寺」のレクチャーで講師を務めるなど後進の指導にも尽力している。

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