ドラゴンクエストVR
『ドラゴンクエストVR』とは、バンダイナムコアミューズメントが開発し、堀井雄二をはじめとする『ドラゴンクエスト』シリーズのスタッフが監修を手掛けたフィールドVRアクティビティである。
VR ZONE SHINJUKUにて2018年4月27日にオープンし、2019年3月31日まで稼働したほか、VR ZONE OSAKAやMAZARIAなどの施設でも順次稼働された。本作品は『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』をモチーフとしており、プレイヤーは4人1組の冒険者となって、20m×12mのアリーナ内を歩き回りながら大魔王ゾーマの討伐を目指す内容となっている。体験時にはゴーグル型ディスプレイのHTC Viveやバックパック型コンピュータ、各職業専用のデバイス、コミュニケーション用のマイク付きヘッドホンなどを装着してプレイする。
職業は戦士・魔法使い・僧侶の3種類から選択し、それぞれの役割分担やコミュニケーションを重視したゲーム設計がなされている。事前に記入したエントリーシートの身長データがゲーム内の当たり判定に影響するシステムや、選択した職業やパーティーの活躍状況によって変化するマルチエンディングなども特徴である。
開発は2016年秋より開始され、スクウェア・エニックスとバンダイナムコのアミューズメントチーム(Project i can)による共同体制で進行した。開発過程では、プレイヤーへの没入感や安全性を考慮した軽量な専用剣デバイスの開発、VR酔いを防ぐ工夫を凝らした移動呪文「ルーラ」の演出実装、アクション性を高めた呪文選択システムなどが構築された。稼働後は女性グループやファミリー層を含む幅広い層から反響を呼び、高い没入感や戦略性において評価を受けた。
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