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最弱主人公!?卓球に魅せられ、成長していく、静かだけれど熱い漫画
運動オンチな主人公が中学校へ進学し、どの運動部の入部テストでも不合格となり、最後にたどり着いたのが卓球部。
そこは県下無類の強さを誇る”覇王”王華学園を破り県優勝の立役者となった、”破王”と呼ばれる3人の選手が所属する久勢北中学校卓球部だった。
そこである先輩のプレーを見たことをきっかけに卓球の世界へ足を踏み入れていく―――そんな始まりです。
多くの個性的なキャラクターたちが登場し、関わり合い、お互いに少しずつ成長してく過程が描かれます。
入部テスト時に出会った先輩で”破王”の1人である川末に憧れ、卓球の楽しさを知り、努力していく主人公。
部内での衝突を経て一つになっていく仲間。
負けることの悔しさと初めての勝利の喜び。
絵柄も可愛らしく、派手さはないですが、ジャンプの三原則をしっかりと抑えたストーリーになっています。
試合も迫力のある画が多いわけではないですが、とても丁寧で、各キャラクターの心理描写も多くされます。
どのキャラクターも背負っている背景、想いがあり、静かだけれど熱い、そんなマンガです。