橋爪功

橋爪功

橋爪功(はしづめ いさお)とは、大阪府大阪市東住吉区出身の俳優である。1941年9月17日生まれ。
1961年に文学座附属演劇研究所の1期生となり、同期の樹木希林や岸田森らと切磋琢磨した。1963年に劇団雲へ参加したのち、1974年の舞台『スカパンの悪だくみ』での演技が転機となり一躍脚光を浴びた。1975年には演劇集団 円の創立に加わり、のちに同劇団の代表を2006年から2023年まで長きにわたり務めた。30代後半からテレビドラマへ本格的に進出し、若い頃は悪役や脇役を中心に活動していたが、50代に入るとその卓越した演技力から主役としても開花した。特に2時間ドラマでの主演で圧倒的な存在感を示し、『新・赤かぶ検事奮戦記』や『ヤマ勘記者の事件日誌』、『京都迷宮案内』、『旅行作家・茶屋次郎』、『和泉教授夫妻シリーズ』、『ドクター小石の事件カルテ』、『指紋捜査官・塚原宇平の神業』など、数多くの大ヒットシリーズを牽引した。
映画では『お日柄もよくご愁傷さま』や『東京家族』、『家族はつらいよ』シリーズなどで抜群のユーモアと哀愁を漂わせる名演を披露し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞をはじめ、読売演劇大賞の大賞および最優秀男優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、菊田一夫演劇賞、芸術選奨文部科学大臣賞、橋田賞などを受賞した。舞台においても野田秀樹との二人芝居『し』や『レインマン』、『Le Père 父』などで圧巻の舞台姿を見せ、2021年には旭日小綬章を受章した。

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