佐山善則

佐山善則

佐山 善則(さやま よしのり)とは、日本のメカニックデザイナー。アマチュアの高校生当時、コンピュータ仲間7人で結成した「スタジオ・ジャンドラ」にてエニックスのパソコンゲーム『ザース 人工頭脳オリオンの奪還』のメカグラフィックを担当し、当時のPCゲーム界で画期的なビジュアルとして大きな評判を呼んだ。その後、仲間である中沢数宣の紹介により佐藤元のスタジオへ参加し、『機動戦士Ζガンダム』でプロとしてのデビューを果たす。以降、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』といったガンダムシリーズや『機動警察パトレイバー』などの大ヒットシリーズにおいてサポート的な役回りを精力的に務める一方、『宇宙の騎士テッカマンブレード』や『VS騎士ラムネ&40炎』ではメインメカニックデザインを担当した。出渕裕や河森正治が関連する作品への参加も多い。
細身のシルエットと鋭角的なパーツ類を特徴とするデザインの個性を持ち、その美学はテッカマンブレードのデザインなどに顕著に現れている。また、自身が持つ高いコンピュータの知識を存分に活かし、作中に登場するコクピットのCG画面や計器類のグラフィックを数多く手掛けている点も大きな特徴である。これらの実績においては、作品ごとに「ディスプレイデザイン」「モニタグラフィックデザイン」「デジタルグラフィックデザイン」といった独自の役職名でクレジットされている。
2020年以降も『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』や『機動警察パトレイバーEZY』のディスプレイデザインに携わるなど、アニメーションにおける電子表現やSF考証のビジュアル化において欠かせない重鎮として活躍している。

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