オーバーロードシリーズ / Overlord series

『オーバーロード』とは丸山くがね原作の日本のライトノベル作品であり、KADOKAWAより販売されている。
本作はアンチヒーロー小説と呼ばれるジャンルの作品であり、従来の小説や漫画などでは打倒すべき敵として描かれる魔王が主人公とされている。
世界観としてはオーソドックスな「剣と魔法のファンタジー世界」をイメージしてほしい。本作の主人公は、かつてプレイしていたゲームのキャラクターとして、まったく未知のファンタジー世界へと転生する。ゲーム内で主人公の拠点であったナザリック地下大墳墓や、ナザリックを警備するNPCと共に、主人公は未知なる世界の攻略に乗り出すことになる。
転生した先の世界では、主人公以外にゲーム世界から転生して来た者はいない。だが、過去にプレイヤーが存在していた痕跡を見つけた主人公は、既に引退してしまったゲーム内での仲間たちと再会できる可能性を信じ、世界中に「ナザリック地下大墳墓」の存在を知らしめるために行動を開始する。
しかし、ゲーム時代は「悪人」サイドのギルドであったことから、ナザリックのNPCたちの思考や行動は、その世界の人間にとって害となるものばかりであった。主人公はギルド名である「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗り、魔物たちを引き連れ異世界での覇道を突き進む。

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