劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ

『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』は、2007年7月14日に東宝系で公開されたアニメ映画。テレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第10作の記念作品である。
タイトルは当初『ディアルガVSパルキア』と発表されていたが、のちに作中で初公表となる幻のポケモン・ダークライが加わり、正式名称となった。ストーリーの鍵を握るダークライの声優には俳優の石坂浩二が起用されており、主役ポケモンの声優を特別ゲストが務めるのは劇場版第3作の竹中直人以来となった。本作から2009年公開の『アルセウス 超克の時空へ』までの3作品は「神々の戦い」三部作と位置づけられ、物語が直接つながっている。作品の舞台であるアラモスタウンはスペインのロンダとバルセロナがモデルとなっており、テレビシリーズの『ダイヤモンド&パール』第38話から第50話以前の時系列に位置する。興行面では第25回ゴールデングロス賞の日本映画部門優秀銀賞を受賞した。
物語は、ヒカリのポケモンコンテスト挑戦のために断崖の町・アラモスタウンを訪れたサトシ一行が、町全体を巻き込む異変に巻き込まれるところから始まる。100年前の天才建築家ゴーディが設計した庭園が荒らされる事件が発生し、犯人として悪夢を見せるポケモン「ダークライ」が疑われる。しかし、ゴーディの日記に記された予言を調査していたトニオは、神と呼ばれしポケモン「ディアルガ」と「パルキア」にまつわる悪夢が近づいていることに気づく。やがて町に姿を現した2体の壮絶な戦いによって町は大混乱に陥るが、そのなかで人々を救うために立ち上がったのはダークライであった。異空間に巻き込まれ崩壊へと向かう町を舞台に、サトシたちとダークライによる町を救うための戦いが描かれる。

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライのレビュー・評価・感想

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ
8

ポケモン界初の「神々の戦い」

劇場版ポケットモンスターシリーズ10周年記念の作品。
時間と空間を司る「ディアルガ」と「パルキア」が、お互いの領域を侵されたと思い街で大激闘を繰り広げる。
また、街を守るために立ち向かう幻のポケモン「ダークライ」の勇敢さにも心打たれる作品である。
内容は非常にシンプルだが、ポケモンファンにとってはかなり興奮する内容となっており、特にタイトル通り「ディアルガ」「パルキア」「ダークライ」が並んで激闘を繰り広げるシーンは瞬きする暇もないくらい見ものである。

この作品に登場する「オラシオン」という祈りを捧げる曲があるのだが、多くの人々の心に響いたようで、この映画のみにとどまらず後に公開された20周年記念の「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」のエンディング曲として、新たに作詞作曲が行われ起用されるほどの人気だった。
この映画の冒険の舞台となる「アラモスタウン」にある「時空の等」は、ガウディが設計した「サグラダ・ファミリア」がモデルになっており、未だ未完成となっている世界遺産をモデルとし自らの作品として完成させたポケモンは本当にグローバルなコンテンツとして世界中に認められているんだと改めて感じた。
ぜひ一度、モデルとなった「サグラダ・ファミリア」を訪れてみたいものだ。