日食なつこ

日食なつこのレビュー・評価・感想

日食なつこ
10

かっこいいピアノ弾き語り

音楽講師をしていて、日食なつこさんの曲に初めて出会いました。YouTubeで見て初めて知りました。低音がとても魅力的な方だなと聞いたときに思いました。ピアノの弾き語りもすごく上手く、迫力があります。曲も独特なロックで、どの曲も聞いたらすごく耳に残る不思議な力を持っているってアーティストだなと思います。日食なつこさんを生で聞いてみたいと思い、ライブにもいきました。他のアーティストにはない独特な世界観を持っていて、1曲目を聞いた時から吸い込まれました。声量もすごく迫力があって、ドラムとのコラボがすごくかっこいいです。友人も誘って行きましたが、その友人も一瞬で日食なつこさんのファンになってくれました。それから友人も日食なつこさんを広めてくれていて、とてもうれしいです。
私も実際ピアノを弾いたりしています。日食なつこさんの曲を弾いてみたいと思い、楽譜を買ってみました。普段仕事で弾き語りもしていますが、日食なつこさんの曲はすごく難しいです。音程を取るのも難しく、これをあんなにかっこよく演奏しているのにもっと魅力を感じました。楽譜にはCDに入っている曲が主にのっています。どの曲も難しかったですが、ひきがいがあります。日食なつこさんの曲これからもたくさんききたいです。

日食なつこ
8

魂で感じるメロディー!突き刺さる言葉の猛襲!

日食なつこは岩手県花巻市出身のピアノを弾き歌う、シンガーソングライターです。komakiというクラシック出身のドラマーと主に活動しています。12歳から作詞と作曲を始めました。その後音楽番組のイベントに19歳で参加し、高い評価を得てレコード会社と契約を結んでいない時点でiTunesヴォーカルチャートで1位となりました。曲のタイトルは「水流のロック」や「致死量の自由」「座礁人魚」といった独特な言い回しです。歌詞の世界観も、辞書から変わった言葉を見つけて詞に取り込むという手法を使っておりその言葉を日食なつこという人物の解釈によって、唯一無二の歌詞として昇華しています。2012年から2013年には多くのロックフェスに出演。精力的に活動しシングル、アルバムを出しては鮮烈な曲と共に全国各地をツアー、ラジオ出演をしています。タイアップ曲もあり福屋不動産、新日本製薬のコマーシャルソングや「岩手朝日テレビ高校野球テーマソング」を手掛け認知度も上昇中です。2019年には活動10周年をむかえ2ndフルアルバム「永久凍土」をリリースしました。これから耳にする人も、今までのファンたちにも荒々しく聴こえる激しいピアノの連打は魂を揺さぶることでしょう。

日食なつこ
10

確実に天才

日食なつこは、女性シンガーソングライターです。
パワフルさと繊細さ。
真逆である特性が見事に調和している不思議な歌手。
まるで連弾しているかのようなピアノテクニックは、見ていても「圧巻」の一言。
歌詞は独創的でズガーンッと心を打つ鋭さがあるかと思えば、包容力のある優しい言葉もある。
世の中の汚い所、人間の汚い所、自分の中の汚い所、人間の温かさや希望、真逆をすんなり調和させる。
日食なつこの手にかかると聞きなれた言葉が、まるで違う言葉のように聞こえる。
曲のメロディーも懐かしい中に新しさがあり、一度聞くと耳に残ってしまう。
歌声も、歌詞も曲もとても良く、こんなにも才能を持っているアーティストはもっと評価されるべきだと思う。
特に歌詞は、普段会話では使わないような言葉が出てくるが、日食なつこの手にかかれば意味がすんなりと理解できる。
改めて日本語は綺麗な言葉だな、と感じる。
色んな感情や思考を言語化する事は難しい。
だから個性があり、面白い。
そんな彼女の世界観が大好きだ。