建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!

建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!

『建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!』(けんせつじゅうきけんかバトル ぶちギレこんごう!!)とは、2000年6月1日にアートディンクがPlayStation 2用ソフトとして発売した3D対戦型アクションゲーム。キャラクターデザインおよびパッケージイラストには漫画家の本宮ひろ志が起用され、プロデューサーの田中圭一は制作過程でその画風を習得した。
ストーリーは、社長の急死により衰退した建設会社「金剛一家」を再興するため、主人公の金剛隼人がライバル会社「修羅部建設」との重機バトルによる決着に挑むというものである。公式サイトでは大型重機を実際に操縦できる魅力を謳っているが、実際のゲーム内容はシミュレータではなく、工事現場を舞台に重機同士のぶつかり合いや必殺技の応応酬を繰り広げる格闘アクションとなっている。
ゲームシステムは、十字キーでの移動と、ボタン対応による3方向への攻撃およびガードというシンプルな操作を採用している。しかし、キャタピラ式重機が本来可能な超信地旋回などが再現されず乗用車のような旋回を求められるため、鈍重な機体の操作性は非常に劣悪である。さらに、突然上空視点に切り替わるなどカメラワークのぎこちなさや、PS2初期の作品ながら20秒近いロードが頻繁に入る点、PlayStation時代を彷彿とさせる粗いグラフィックなどが指摘されている。戦闘面でも大味さが目立ち、全方位ガードやゲージMAX時に自動で大ダメージを与える仕様、ただの空気となりがちな「口喧嘩システム」などが存在する。また、タイムオーバー時は耐久値に関わらずプレイヤーが強制敗北となる仕様に加え、敵AIが逃げ腰であるためストレス要因となっている。ゲームバランスの偏りも激しく、移動が素早く前進時の攻撃判定が強力なロードローラーが最強とされる一方、判定が大きく攻撃力の低いクレーン車は最弱とされる。ステージごとに使用重機が固定されているため一方的な不利を強いられる場面が多く、特に終盤のロードローラー二連戦は激しいダメージ補正も相まって、普通のプレイヤーではEASYモードのクリアが精一杯という過酷なゲームバランスから、クソゲーとして評価されるに至った。

建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!のレビュー・評価・感想

建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!
5

ストーリーは面白いがゲームバランスは酷いです。

このゲームは重機を使って戦闘を行うゲームです。
ストーリーモードは「重機勝負」という重機を使った戦闘を建設会社同士で行って、勝った会社が建設の案件を落札するという世界観の下で行われます。
このゲームはキャラクターの行動が非常に破天荒であり、主人公の金剛隼人が二代目職長を務める建設会社「金剛一家」の老社員・壇乃浦数清が、物語冒頭で重機によりビルの屋上に駆け上がって隼人を追い立てるシーンは抱腹絶倒モノでした。また、重機勝負を見たいがために金剛一家のライバル建設会社である修羅部建設の提示金額を改竄した役所のおじさんも、いい味を出していました。
一方、ゲームシステムは非常に雑です。特にストーリーモードで敵が使うロードローラーは、攻撃判定が常に続く上に火力も異常に高いため、オプションで難易度を下げないととてもやっていられません。操作性も悪く小回りがとにかく効かないので、プロレスのように互いの攻撃を受け続けるような展開がしばしばです。これほどプレイヤーの腕前が反映されない鈍臭い操作性のゲームは中々ありません。
ゲームシステムが悪いだけなら評価は1点や2点がいいところでしたが、キャラクターが個性的で面白かったので大マケにマケて5点にしておきます。