市川猿之助(4代目) / 市川亀治郎(2代目)

市川猿之助(4代目) / 市川亀治郎(2代目)

四代目市川猿之助(いちかわ えんのすけ)とは、日本の俳優、歌舞伎役者である。本名:喜熨斗孝彦。東京都出身。屋号は澤瀉屋。歌舞伎役者・四代目市川段四郎の長男として生まれ、伯父に二代目市川猿翁(三代目猿之助)、従兄に香川照之(九代目市川中車)を持つ。1983年に二代目市川亀治郎を襲名して初舞台を踏み、1985年には当時の最年少宙乗り記録を樹立した。1998年に慶應義塾大学文学部を卒業し名題に昇進、2012年に四代目市川猿之助を襲名した。伯父の遺志を継ぎ、スーパー歌舞伎II『空ヲ刻ム者』や『ワンピース』などを制作・上演して新たな歌舞伎の可能性を切り拓いたほか、2017年には1000回目の宙乗りを達成した。その卓越した表現力は古典芸能にとどまらず、大河ドラマ『風林火山』の武田信玄役でのテレビドラマ初出演をはじめ、『龍馬伝』『鎌倉殿の13人』、さらに社会現象となった『半沢直樹』の伊佐山泰二役など、映像の世界でも強烈なインパクトを残した。映画『超高速!参勤交代』シリーズでは徳川吉宗役を重厚に演じている。しかし、2023年5月に両親と共に倒れているところを発見され、その後に両親に対する自殺幇助の罪で逮捕・起訴された。同年11月に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決が確定し、長年務めた京都芸術劇場春秋座の芸術監督退任や所属事務所との契約終了など、事実上の活動停止状態となった。この事件の影響により、出演を予定していた『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』の公開が延期され、2024年6月に代役を迎えて再始動することが発表されるなど、芸能界や伝統芸能の世界に非常に大きな衝撃を残した。

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