宇宙戦艦ヤマトシリーズ / Space Battleship Yamato series / Star Blazers series
『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』とは、1974年に放送されたテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を皮切りに、宇宙船の乗員たちの活躍を描いた日本のアニメーションを代表するSF作品群である。第1作の大ヒット以降、劇場用映画やテレビシリーズ、OVA、実写映画や漫画など、半世紀以上にわたり多彩なメディアミックスを展開している。
1970年代から80年代にかけての「原作シリーズ」では、地球の危機を救う旅を描いた第1作のテレビシリーズをはじめ、社会現象となった映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や、テレビスペシャル『新たなる旅立ち』、完結作とされた『完結編』など、西崎義展や松本零士らによって数々の名作が生み出された。その後も2009年の『復活篇』や、数百年の未来を描いた未完のOVA『YAMATO2520』といった挑戦的なタイトルが製作されている。また、2010年には木村拓哉主演の実写映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が公開されたほか、一時はハリウッドでの実写映画化プロジェクトも動いていた。
2012年からは、タイトルに4桁の数字を冠した「リメイクシリーズ」が始動した。第1作のリメイクである『宇宙戦艦ヤマト2199』を皮切りに、劇場での先行特別上映(ODS)とテレビ放送を組み合わせた形式で展開。『2202』『2205』と続き、『ヤマトよ永遠に REBEL3199』が全七章の予定で順次公開されている。さらに、2024年の50周年記念を機に、庵野秀明が率いるカラーによる新たな新作劇場アニメの企画が進行中である。
漫画展開においては、アニメと並行して『冒険王』で連載された松本零士自身によるコミカライズ版が有名である。月刊誌のペースやアニメの短縮からダイジェスト的な内容となったが、独自のサイドストーリー「永遠のジュラ編」なども描かれた。また、劇画家のひおあきらが手掛けたコミカライズシリーズは、初期設定や没キャラクターを盛り込んだ第1作から、緻密な構成でアニメ版に忠実な展開を見せた『完結編』まで、朝日ソノラマのサンコミックスなどから多数刊行され、ヤマトの世界観を支える重要なメディアミックスとなった。
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