ポール・ダノ / Paul Dano
ポール・ダノ(Paul Dano, 本名: Paul Franklin Dano)とは、アメリカ合衆国の俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。ニューヨーク州ニューヨーク出身で、コネチカット州ウィルトンで育った。1984年6月19日生まれ。高校卒業後に再びニューヨークへ戻り、大学で演劇を専攻。10歳の頃にスカウトされ、12歳という若さでブロードウェイの舞台に立ち、ジョージ・C・スコットやチャールズ・ダーニングといった名優たちと共演してキャリアをスタートさせた。
17歳の時に映画『L.I.E.』(2001年)でスクリーンデビューを果たし、インディペンデント・スピリット賞の新人賞を受賞するなど早くから高い演技力が注目された。その後、2006年の映画『リトル・ミス・サンシャイン』でニーチェを信奉して沈黙の誓いを立てた根暗な長男・ドウェイン役を好演し、一躍知名度を上げた。翌2007年には、ダニエル・デイ=ルイス主演の傑作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で狂信的な牧師イーライ・サンデーとその双子の兄ポールの二役を怪演。デイ=ルイスの圧倒的な存在感に引けを取らない演技を披露し、英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされるなど実力派俳優としての地位を確固たるものにした。
以降も数多くの巨匠や名優たちに重用され、多岐にわたるジャンルの重要作に出演を重ねている。『ナイト&デイ』(2010年)、『LOOPER/ルーパー』(2012年)といったハリウッド大作から、自身が主演を務めたロマンティック・コメディ『ルビー・スパークス』(2012年)、緊迫のサスペンス『プリズナーズ』(2013年)、アカデミー作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』(2013年)などに出演。2014年の『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』では、伝説的バンド「ビーチ・ボーイズ」のブライアン・ウィルソンの若き日を演じ、ゴッサム・インディペンデント映画賞の男優賞を受賞するなど絶賛された。その後も、奇想天外な人間ドラマ『スイス・アーミー・マン』(2016年)や『グランドフィナーレ』(2015年)、『オクジャ/okja』(2017年)、DCコミックス映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)などで強烈な印象を残している。
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