東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.
『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』とは、同人サークル上海アリス幻樂団によって製作された弾幕系シューティングゲームであり、東方Project第9弾に当たる作品である。東方Projectの10周年を記念して制作されたファンサービス的な側面を持つ作品。本作は2005年5月4日開催の同人イベント「博麗神社例大祭2」にて体験版CD-ROMが販売され、同年6月にWEBで体験版が公開された後、8月14日の「コミックマーケット68」にて完成版が販売された。後に同人ショップでの委託販売も行なわれたほか、書籍『東方文花帖』の付属CD-ROMにも体験版が収録されている。また、2022年4月25日にはメディアスケープよりSteamを通じて配信が開始され、Steam Remote Play Together機能によるフレンド同士の通信対戦に新たに対応した。
画面構成やシステム面において前3作とは異なり、アーケードゲーム『ティンクルスタースプライツ』のシステムを借用した対戦型シューティングゲームとなっている。ゲームモードは全9ステージからなるストーリーモードのほか、任意の自機を選択して対戦するマッチモード、条件を満たすことで選択可能になるExtraモードが用意されており、ネット対戦にも対応している。
物語の舞台となる幻想郷では、全ての花が季節に関係なく突然咲き始め、妖精たちが騒ぎ出し、幽霊が大量出現するという異変が発生する。博麗霊夢(はくれい れいむ)をはじめとする少女たちは、それぞれ異変解決や物見遊山のために動き出す。少女たちが調査の末にたどり着いた先で、閻魔の四季映姫(しき えいき)から異変の真相が語られる。それによると、60年に1度の間隔で外の世界で発生する幽霊の増加により、三途の川の案内人である死神の許容量を超える数の幽霊が幻想郷に溢れかえり、それらが花に憑依したことで一斉に咲き乱れる現象が起きていた。また、自然の化身である妖精たちはこの不自然な状況に興奮して騒ぎ立てていた。この異変は人為的なものではないため、死神が順次幽霊を彼岸へと運ぶことで放置してもいずれ自然解決するものであったが、少女たちは映姫からそれぞれの私生活や日頃の行いについて説教を受けることとなる。
- 総合評価10.0点
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