プレデターズ

プレデターズ

『プレデターズ』(Predators)とは、2010年に公開されたSFアクション映画であり、『プレデター』シリーズの第3作目に該当する作品である。物語は、傭兵のロイスが突如として閃光に包まれ、気が付いた時には見知らぬジャングルの上空を落下していた場面から始まる。辛うじて着陸したロイスは、自身と同様に強制的にパラシュートで降下させられたエドウィン、クッチーロ、イサベル、ニコライ、ハンゾー、スタンズ、モンバサの7名と合流する。医師を名乗るエドウィンを除く全員が、軍人やヤクザ、死刑囚、暗殺者といった「殺人のプロフェッショナル」であるという不穏な共通点を持っており、一行は状況を把握できぬままジャングルからの脱出を試みる。しかし、開けた場所から見上げた空には複数の巨大な衛星が浮かんでおり、そこが地球ではない別の惑星であることを突きつけられる。さらに、未知の凶暴な犬型狩猟動物による襲撃を受け、自分たちが何者かによって「狩りの獲物」として集められた事実に直面する。
未知の惑星の奥へと進んだ一行は、様々な生物の死骸が展示された謎の狩猟キャンプに到達し、そこで奇怪なオブジェクトに拘束された1体のプレデター(クラシック・プレデター)を発見する。その直後、より大型で狂暴な3体の新種プレデター(スーパー・プレデターズ)から襲撃を受け、命からがらその場を逃げ出す。囚われの生命体を見た際に見せたイサベルの動揺をロイスが追及すると、かつて1987年に地球のアソシエーションでアメリカの特殊部隊を壊滅状態に追い込んだ未確認生命体の特徴と酷似していることが語られる。その後、絶体絶命の危機に瀕した一行は、この過酷な惑星で10シーズンもの間を単独で生き抜いてきたアメリカ兵の生き残りであるノーランドに救われる。彼が隠れ家としている異星人の鉱山発掘施設へと案内された一行は、敵の生態や特徴についての情報を得て、地球へ帰還するためにプレデター側の宇宙船を強奪する計画を立てる。
戦いの中でロイスたちは、プレデターの社会にも種族間の対立が存在し、大型の種族が小型の種族を虐げている凄惨な構図を目撃する。地球最強の戦士たちと、宇宙最凶の狩猟種族による壮絶なサバイバルが繰り広げられる中、一人、また一人と仲間たちは相打ちになり、あるいは圧倒的な力の前に屈して命を落としていく。凄惨な死闘の末に今回の狩猟チームを全滅させ、辛うじて生き残ったロイスとイサベルの2人が再び惑星の空を見上げると、そこにはかつての自分たちと同じように、どこかの星から拉致されてパラシュートで降下してくる「次の獲物たち」の姿があり、終わりのない狩猟の輪廻を暗示しながら物語は幕を閉じる。

プレデターズのレビュー・評価・感想

プレデターズ
4

正直、プレデターである必要はないと思います。

プレデター映画は全て見ていますが、この作品だけはあまり良い評価を付ける事はできません。
男女数人が未知の惑星に連れて来られ、そこでプレデターと戦う話なのですが、正直に言って「プレデターである必要はある?」という感想が頭に浮かびました。むしろプレデターでなく全くの新作として作った方が、まだ評価は高かったかもしれません。
元々、プレデターの魅力は、「姿が簡単に見えない」事から由来する「不気味で恐怖な怪物」という点にあります。ですが、この映画ではその演出が甘く、プレデターの怖さや不気味さが全く演出できていません。
そして日本のヤクザが出ているのは日本人からすると嬉しい点ではありますが、いかんせん、このヤクザの唯一の見せ場である日本刀を使ったプレデターとの一騎打ちが全然駄目なんです。
プレデターとの一騎打ちなんて相当な見せ場だと思うのですが、なぜか夜に行ったために暗くて全く見えません。かろうじてヤクザが勝ったというのは分かるのですが、そこに至るまでの戦いの様子がほとんど分からないのです。
なぜこのような演出にしたのかは分かりませんが、これではせっかくのヤクザの見せ場がおじゃんになります。
せめて昼間に戦闘して欲しかった…。