吉永尚之

吉永尚之

吉永尚之(よしなが なおゆき)とは、日本の映画監督、アニメ監督、アニメ演出家、アニメーターである。1970年代末からアニメーションの世界で活動を始め、作画や動画チェック、原画マンとしてキャリアを築いた後に演出家へと転身した。1980年代から1990年代にかけて数々の名作・話題作の監督を歴任。また、1987年公開の映画『紅い眼鏡/The Red Spectacles』には俳優(用心棒役)として出演している。
テレビアニメでは、『うる星やつら』の絵コンテや演出で頭角を現した後、『めぞん一刻』の後半で監督(アシスタントディレクターから昇格)を務めた。さらに、彼の代表作となったのが、ゆうきまさみ原作の『機動警察パトレイバー』のテレビシリーズである。ここでは監督だけでなくコンテや演出も手掛け、メカニックと人間ドラマが融合した独特の世界観を決定づけた。その後も『機動武闘伝Gガンダム』の絵コンテ、さらに『テニスの王子様』や『スクライド』といったヒット作の画コンテを多く手掛け、柔軟な演出手腕を発揮している。
OVAの分野でも数多くの監督作があり、『機動警察パトレイバー』の初期OVA(第1期)およびNEW OVAシリーズ(第2期)を牽引したほか、『クレオパトラD.C.』や『きまぐれオレンジ☆ロード』のOVAシリーズで監督を務めた。また、『ウルフガイ』や『無責任艦長タイラー』のOVAシリーズでは監督・脚本・絵コンテを兼任してその才能を発揮し、2003年の『PARASITE DOLLS』では重厚なサイバーパンク作品を監督としてまとめ上げた。
劇場作品においては、アニメーターとして『機動戦士ガンダム』の劇場版シリーズや『クラッシャージョウ』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などの原画で実力を示した後、『うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー』の演出を担当した。監督としては『PARASITE DOLLS -劇場版-』などを手掛けている。

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