ポンペイ

ポンペイ

『ポンペイ』(Pompeii)とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のディザスター・アクション映画である。監督は『バイオハザード』シリーズなどで知られるポール・W・S・アンダーソン。歴史上名高いヴェスヴィオ火山の噴火による都市崩壊を背景に、過酷な運命に翻弄される男女の愛と戦いを描いた。主演はキット・ハリソンが務め、エミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランドらが共演している。
物語の舞台は紀元79年、古代ローマの都市ポンペイ。幼い頃にローマ軍に家族を惨殺され、奴隷の剣闘士として圧倒的な強さを誇るまでに成長したケルト人の青年マイロは、興行のためにポンペイへと連行される。その道中、マイロは気高く美しい貴族の娘カッシアと出会い、身分を超えて互いに惹かれ合う。しかし、ポンペイにはかつてマイロの故郷を滅ぼし、現在は元老院議員となった仇敵コルヴスが滞在していた。コルヴスは自身の権力を笠に着て、カッシアを強引に妻に迎えようと画策し、彼女の家族を脅迫するとともに、邪魔者であるマイロを剣闘会で抹殺しようと目論む。緊迫した人間関係が闘技場で頂点に達したその時、背後にそびえるヴェスヴィオ火山が大噴火を起こすのだった。

ポンペイのレビュー・評価・感想

ポンペイ
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映画『ポンペイ』のリアリティー評価

2014年に公開された映画だが、古代都市ポンペイを舞台にしていて、『バイオ・ハザード』シリーズの監督、ポール・W・S・アンダーソン氏が監督を務めていると聞いて、Netflixで視聴してみた。
感想を率直に表現するならば、「もう少しリアリティがあっても良かったんじゃないのかな?」というところだ。そもそもポンペイというのはかつて実在していたが、火山噴火によって一夜にして滅んだという伝説の古代都市だ。今もなお調査隊による発掘調査が進んでおり、年々歴史は鮮やかに蘇っている。にも関わらず、演出の一環でそうなってしまったのだろうが、例えば火山噴火した直後に出る毒ガスの影響が描かれていないとか、ポンペイの都市特有の性の街としての表現が全く削られていたりしている。少し残念だな、という印象だ。だがやはり腐ってもポール・W・S・アンダーソン氏。アクションシーンやCGでの火の手が迫り来る迫力なんかは見応えがあり、2時間あっという間に過ぎてしまった。自然界の迫力はよく表現されていたように感じる。また、作品の主軸が奴隷とお姫様の愛のようなものなのだが、その部分ももっと人間性を掘り下げて、「この時代の奴隷とは」のような部分から描いてほしかったなという印象だった。奴隷とお姫様がそんなにホイホイ付き合えるのか?と疑問に感じた。しかし全体的に勢いはすごくある作品なので、まあまあ・平均よりはいいかなという点数だ。