沢田泰司 / TAIJI

沢田泰司 / TAIJI

沢田 泰司(さわだ たいじ)とは、日本のロックベーシスト、ギタリスト、音楽家である。千葉県市川市出身。1966年7月12日生まれ。主に「TAIJI」の名義で広く知られ、日本を代表するハードロック・ヘヴィメタルベーシストのひとりとして多大な影響を与えた。
幼少期にアコースティックギターを始め、高校進学後にエレクトリックギターへ転向。1984年に「DEMENTIA」への参加を機にベーシストへ転向し、様々なインディーズバンドを経て1985年に「X」(後のX JAPAN)へ正式加入した。1989年にメジャーデビューを果たし、卓越したベーステクニックと華やかなパフォーマンス、卓越したアレンジ能力でバンドの黄金期を支えた。
XのリーダーであるYOSHIKIとの音楽的・運営的な対立から、1992年1月の東京ドーム3日間公演を最後にXを脱退。同年4月には、かねてより親交のあった日本屈指のヘヴィメタルバンド「LOUDNESS」に加入し、芸名を本名の沢田泰司へと改めた。LOUDNESS脱退後は、自身がリーダーを務める「D.T.R(Dirty Trash Road)」を結成したほか、複数のプロジェクトやバンド「Kings」「Cloud Nine」「音風」などを渡り歩いた。私生活では離婚や放浪生活、バイク事故、持病の悪化や大腿骨頭壊死による手術など、数々の困窮や闘病生活を経験。その都度、旧友であるYOSHIKIや仲間たちの支援により音楽界へ復帰を果たし、2009年には「The Killing Red Addiction」や「TAIJI with HEAVEN'S」、「TSP」を結成するなど精力的な活動を続けた。
2010年8月には、日産スタジアムで開催されたX JAPANのワールドツアー日本公演にサプライズゲストとして緊急参戦。1992年の脱退以来、約18年ぶりとなる旧友たちとのステージ共演を果たし、当時と同じ「TAIJI」の名義で代表曲を演奏して大きな話題を呼んだ。晩年は韓国のプロダクションと契約を結ぶなどアジア圏での展開も見据えていたが、2011年7月17日、サイパン島にて45歳で急逝した。没後もX JAPANのオフィシャルサイト等では、HIDEと同様に正式なメンバーとしてその名を刻まれている。

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