魚戸おさむ

魚戸おさむ

魚戸 おさむ(うおと おさむ)とは、日本の漫画家。北海道函館市出身である。本名:魚戸 修。1957年5月9日生まれ。
上京後、星野之宣や村上もとかのアシスタントを務め経験を積む。1985年、徳間書店の『わんぱっくコミック』にて『忍者じゃじゃ丸くん』を執筆し、商業誌デビューを果たす。その後、1987年から『月刊コロコロコミック』で連載された『熱拳カンフークラブ』により、漫画雑誌での初連載を飾った。
代表作には、のちにテレビドラマ化もされ大きな反響を呼んだ『家栽の人』(原作:毛利甚八、監修:山崎司平)や、『イリヤッド-入矢堂見聞録-』(原作:東周斎雅楽)などがある。また、毛利甚八とは『ケントの方舟』でも再びタッグを組んだ。そのほか、歴史や社会派、食や医療など多岐にわたるテーマを手がけており、主な作品に『がんばるな!!! 家康』『ナイショのひみこさん』『ニコパチ堂主人 大津次郎』『斗馬』(原作:若林敏生)、短編集の『大畸人伝』などがある。
さらに、北原雅紀が脚本を担当した『玄米せんせいの弁当箱』や、『イーハトーブ農学校の賢治先生』(原作:佐藤成)、『ひよっこ料理人』、西日本新聞社の連載を漫画化した『食卓の向こう側 コミック編』(原作:渡辺美穂、佐藤弘)、『週刊マンガ日本史』の『福澤諭吉』など、食育や歴史に関する作品も数多く発表している。生活クラブの組合員でもあり、同クラブの情報誌では提携する特産品を紹介するコーナーのイラストを担当している。
2017年には『ビッグコミック』にて、終末医療をテーマにした『はっぴーえんど』(監修:大津秀一)の連載を開始。本作は在宅医療に携わる医師らへの入念な取材を経て、自身の出身地である函館市を舞台に描かれた。近年では、宮崎克原作の『がんばりょんかぁ、マサコちゃん』や、2024年の読切『危険なふたり The dangerous connection』を発表。2025年からは『ビッグコミックスピリッツ』にて、三田紀房原作による『魔界の議場』の連載を開始するなど、精力的な活動を続けている。
また、絵本の作画の分野でも高い評価を得ており、ベストセラーとなった『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』(原作:内田美智子)をはじめ、『はなちゃんのみそ汁』(原作:安武信吾、千恵、はな)、『「弁当の日」がやってきた!!』(原作:竹下和男)、『マーガレットとジョニー スーパー恋物語』(原作:三遊亭白鳥)といった数々の話題作のイラストを手がけている。

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