所俊克
所 俊克(ところ としかつ)とは、日本のアニメーション演出家、アニメ監督である。アニメーション制作会社AIC、渡辺プロモーション、ARTMIC(アートミック)での制作進行や制作デスクといった制作職を経て、演出家へと転向した。絵コンテや各話の演出といった演出業務のみにとどまらず、撮影監督、色指定、特殊効果、編集など、デジタルワークを含む多岐にわたるセクションを自らこなすマルチな才能を発揮するクリエイターとして知られている。
初期には『エクスプローラーウーマン・レイ』や『YAWARA!』『ロードス島戦記』などの作品に制作スタッフとして携わり、1990年代半ばのOVA『銀河英雄伝説(第3期)』より各話の絵コンテや演出を本格的に担当し始めた。その後も『TRIGUN』などの人気作で演出を務める一方、2000年代初頭からはデジタル撮影や編集、撮影監督としての活動を本格化させ、OVA『Memories Off』シリーズでは監督と撮影監督を兼任した。また、テレビアニメ『機動新撰組 萌えよ剣 TV』(2005年)や、自らシリーズ構成と撮影監督も兼ねた『Soul Link』(2006年)で監督を歴任。さらに『腐男子高校生活』(2016年)や『なんでここに先生が!?』(2019年)でも監督を務めた。
演出や撮影、さらには画面に独特の質感を加える特殊効果の技能を活かし、1980年代末から2010年代末にいたるまで膨大な数の作品に参加している。『おおきく振りかぶって』『遊☆戯☆王5D's』『狼と香辛料II』『未来日記』『艦隊これくしょん -艦これ-』など、多種多様なジャンルのテレビアニメにおいて各話演出や特殊効果などを手がけ、長年アニメーション業界の現場を技術面と演出面の両方から支え続けている。
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