山室直儀
山室 直儀(やまむろ ただよし)とは、日本のアニメーター、アニメ監督である。1960年に神奈川県小田原市で生まれ、武蔵野美術大学デザイン学部芸能デザイン学科(現・空間演出デザイン学科)を卒業した。進藤プロダクションでの修行を経て独立し、東映アニメーション(旧・東映動画)の専属アニメーターとなる。自身が少林寺拳法四段の有段者であることからアクション作品への志向が強く、『Dr.スランプ アラレちゃん』への動画参加を皮切りに、『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール超』『ドラゴンボールDAIMA』など、一連の鳥山明原作作品にトップアニメーター、キャラクターデザイナー、作画監督として長年にわたり深く関わり続けた。2015年には映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』で監督と作画監督を兼任し、同作で第39回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞している。
その活動は多岐にわたり、初期には『天使のたまご』や『天空の城ラピュタ』などの映画に動画協力などで参加。東映アニメーションの主要作品である『ONE PIECE』『デジモン』シリーズ、『金色のガッシュベル!!』『プリキュア』シリーズなどでも数多くの原画や作画監督を務めた。また、2008年放送のテレビアニメ『墓場鬼太郎』や2014年の『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』などでキャラクターデザインや総作画監督を歴任し、『墓場鬼太郎』では第8回映像技術賞映像技術奨励賞・ノイタミア賞を受賞して高い評価を得た。2023年公開の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』では総作画監督補佐や原画を務めるなど、確かな技術力と躍動感のあるアクション描写で長年にわたりアニメーション業界を牽引している。
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