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ミッシーみたいな女性はなかなかいない
ティムがブラインドデートしたミッシーは、かなりぶっ飛んだ女性だった。
そのデートでひどい目にあわされたティムは、ミッシーとは二度と会わないつもりでいた。
そんなある日、出張に向かう空港で魅力的な女性と出会う。
その女性の名は『ミッシー』。
つい先日出会った、ぶっ飛んだ女と同じ名前だった。
そこで、事件が起こる。
ハワイでの社員旅行に、理想のミッシーを招待したと思ったら、間違えてぶっ飛んだ方のミッシーを誘ってしまったのだ。
とにかく、ぶっ飛んだ方のミッシーが強烈!
いい意味でも悪い意味でも、一度会ったら忘れることができないだろう。
しかし、次第にティムは彼女のそういう、社会通念に捉われることなく物事を見るところや、自信に満ち溢れている様子、正直で、誰に対しても媚びることがないミッシーに、次第に魅了されていく。
自分にぴったりで完璧な相手はもちろんいいが、自分という垣根を越え、新たな世界や価値観を教えてくれるミッシーと居る方が楽しい。
ティムの成長と心境の変化にも、注目したいところ。
コメディとしても良くできた、良作。