迷宮入り探偵
『迷宮入り探偵』(めいきゅういりたんてい)とは、かんばまゆこによる日本の漫画作品である。人呼んで「迷宮入り探偵」こと池々郷(いけいけごう)の名(迷)推理を描いた論理破綻系ミステリーギャグ漫画。
著者の「かんばまゆこ」は4月18日生まれの島根県出身で、血液型はO型。2010年1月に第7回ゲッサン新人賞佳作を受賞したのち、同年3月に『世界一の才能』でプチデビューを果たす。その後は『バレてるよ!ジャンボリーヌ』の連載を経て、不定期に読切として連続掲載してきた『錦田警部はどろぼうがお好き』や本作『迷宮入り探偵』を手掛けるに至った。また、かんばは『名探偵コナン』のスピンオフ作品『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』の作者としても広く知られている。本作の単行本巻末には、『名探偵コナン』の原作者である青山剛昌によるお怒り&ハードルを上げるコメントが寄せられている。
ストーリーは、動機やトリックをすべてスルーし、謎を1つも解かないまま進展する。探偵の池々郷は事件が発生すると関係者一同を集め、「この世には2種類の人間がいる。犯人と、そうでない奴だ」という独自のスタンスに基づき、怪しそうな人物も怪しくなさそうな人物も、あらゆる人を疑って推理を展開する。池々郷自身は推理力が皆無であり、華麗なる勘と運によって今日も事件の詳細を迷宮入りにしているが、その強引なスタンスによって犯人がボロを出し、ギャグ漫画特有の展開として結果的には事件解決へと繋がっていく。
本作の主人公である池々郷の周りには、常に名探偵や凶悪犯が存在している。その中の主要なキャラクターとして、天才中学生探偵の「江戸川キャノン」が登場する。江戸川キャノンはビジュアルや設定こそ異なるものの、『名探偵コナン』の主人公である江戸川コナンを元ネタとしたキャラクターである。キャノンは、当てずっぽうでありながらも最終的に事件を解決へと導いてしまう郷に出会ったことで、とてつもない挫折を味わうこととなる。
- 総合評価9.0点
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