潰瘍性大腸炎の闘病体験記
潰瘍性大腸炎という病気をご存知でしょうか。私もこの病気と闘っている者ですが、主な症状としては、【発熱】【倦怠感】【粘血便】【腹痛】などがあり、重症化すると1日に30回以上もトイレに行く羽目になり、その度に血便が現れ、最悪の場合大腸全摘出になる可能性(著者は20代前半で大腸全摘出)もある国指定の難病です。
さて、ここまでさらっと書きましたがこの病気に罹患すると生活の質がガクッと落ちます。外出先でも常にトイレを探さないといけないし、いつ重症化して入院するかもわからないため仕事にも影響があります。
非常に憂鬱な病気を主題にした闘病漫画…どんな漫画なんだろう…大丈夫かな…でもランキングは上位みたいだし…と興味本位で書店で本を手に取りました。
さて、一冊読み終えた感想ですが、予想をはるかに裏切られました!闘病をネタにしているにも関わらず、通常のギャグマンガよりもテンポがいいし面白い。また作中では家族とのやり取りに何気ない優しさを感じるシーンや、腸に優しい食材の紹介などもあり、単なるギャグマンガの枠を飛び越えた学びのある一冊になっています。
この漫画を通じて、病と闘う強さのようなものを学ばせていただきました。ギャグマンガから学ばせていただくなんてびっくりですが、続巻も楽しみにしています。