前川淳(脚本家)
前川淳(まえかわ あつし)とは、日本の脚本家である。神奈川県横浜市出身。1964年7月7日生まれ。日本脚本家連盟の理事を務めている。父親は宇宙物理学者で横浜天文研究会を創立した前川光、娘は声優の前川涼子である。
当初は映画監督を志望し、ドキュメンタリー映像の制作会社に就職。20代の頃は助監督を務めていたが、結婚や勤務先の倒産などが重なり、生活のために一時は映像業界とは全く異なる職種へと転職した。しかし、映像制作への夢を諦めきれず、仕事を続けながら受講できるシナリオ・センターの通信講座に申し込み、新井一のもとで脚本を学んだ。その後、『ドラゴンボール』のプロデューサーを務めていた森下孝三の特別講義における企画書提出を機にチャンスを掴み、1995年放送のテレビアニメ『ドラゴンボールZ』第257話「特訓成功!!これで終りだ魔人ブウ」で脚本家としてデビューを果たした。
デビュー後も会社員との二足の草鞋を4年間続け、土日や有給休暇を利用して執筆活動を継続。その期間に『ドラゴンボールGT』『美少女戦士セーラームーンセーラースターズ』などの脚本を手がけた。4年目に東映アニメーションのプロデューサーである関弘美からの独立の勧めを受けて会社を退職し、脚本家専業となった後は『おジャ魔女どれみ』や『デジモンアドベンチャー』などのヒット作へ参加した。
主に子供向けのアニメや特撮、深夜アニメのシリーズ構成など幅広いジャンルで活動しており、代表作には『魔法戦隊マジレンジャー』『フレッシュプリキュア!』『ボンバーマンジェッターズ』『HUNTER×HUNTER(第2作)』などがある。また、2015年以降は『ターニングメカード』をはじめとする韓国のアニメ作品において「Atsushi」名義でシリーズ構成や構成を多く手がけ、玩具展開を前提とした作品ビジネスにも深く関わっている。
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