鈴木保奈美
鈴木保奈美(すずき ほなみ)とは、日本の女優。東京都大田区生まれ、神奈川県茅ヶ崎市育ち。誕生日は1966年〈昭和41年〉8月14日。成城大学文芸学部中退。
神奈川県立鎌倉高等学校在学中の1984年、第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募し、応募総数12万人の中から審査員特別賞を獲得したことで芸能界入りを果たした。1986年に女優デビューを飾り、芸能活動に専念するため大学を中退。カネボウ化粧品のCMに水着姿で出演したほか、ドラマ『おんな風林火山』やNHK連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』、当時全盛期を迎えていたトレンディドラマに出演して知名度を上げていく。
1991年、主演を務めたフジテレビ系月曜9時枠の連続ドラマ『東京ラブストーリー』が「月曜日の夜に街から女性が消えた」と称されるほどの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録。ヒロインの赤名リカ役で鮮烈な印象を残し、一躍人気女優の仲間入りを果たした。以後も同局のゴールデンタイムのドラマに次々と主役として抜擢され、その地位を不動のものとする。さらに、アジア圏でも日本のトレンディドラマが放映され高視聴率を記録していたことから、海外でも広くその名が知られるようになった。特に中国や韓国における日本の化粧品人気も相まって、鈴木がイメージガールを務めていたカネボウ化粧品のポスターを入手できないかというメーカーへの問い合わせが相次いだ。1990年代には『愛という名のもとに』(1992年)、『この世の果て』(1994年)、『恋人よ』(1995年)と、主演したフジテレビ月9ドラマをいずれもヒットへと導き、大きな話題を提供し続けた。
1999年にはNHK大河ドラマ『元禄繚乱』に出演するが、撮影中に妊娠が判明。これにより当初の予定から出演シーンが大幅に削減されることとなり、所属事務所であったホリプロとの関係が悪化してそのまま退所へと至った。
その後は育児に専念していたが、娘たちが小学生になったことを機に、2008年12月4日に石橋貴明の芸能事務所であるアライバルへの所属と、芸能活動の段階的な再開を発表。同年12月6日発売の文化出版局『ミセス』2009年1月号の表紙を飾り、同誌でのエッセー「ほなみ食堂」の連載から活動を再開させた。2011年には大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で12年ぶりに本格的な女優復帰を果たし、同年公開の『のぼうの城』で11年ぶりに映画へ出演。2016年には『ノンママ白書』で18年ぶりとなる連続ドラマ主演を務めた。2017年にはテレビのクイズ番組で獲得した賞金でマンションの一室を借り、「部活」と称して一般人や中田顕史郎らとともに演劇のワークショップを開始。これをきっかけに小劇場へも頻繁に足を運ぶようになり、2018年に観劇した冨坂友の作品に衝撃を受けて出演を熱望した。その結果、2024年にフジテレビで放送された生放送ドラマ『生ドラ!東京は24時 -Starting Over-』、およびその前段となる舞台『逃奔政走』に主演し、人生初となるコメディ作品への挑戦を果たした。
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