犬童一心
犬童一心(いぬどう いっしん)とは、日本の映画監督、CMディレクター、脚本家である。東京都出身。ADKアーツ所属を経て、株式会社スカイドラムの代表を務めている。
高校在学中から自主制作映画の監督・製作を始め、1979年の監督作『気分を変えて?』でぴあフィルムフェスティバルに入選した。東京造形大学を卒業後は朝日プロモーション(現・ADKアーツ)に入社し、CMディレクターとして数多くのテレビCMを手掛け、ACC賞をはじめとする数々の賞を受賞した。その傍らで映画制作も継続し、1993年の短編『金魚の一生』でキリンコンテンポラリーアワード最優秀作品賞を受賞。翌年に『二人が喋ってる。』で長編映画デビューを果たし、第37回日本映画監督協会新人賞などを受賞した。この実績が認められ、市川準監督の映画『大阪物語』や塩田明彦監督の映画『黄泉がえり』では脚本を担当した。
2003年の監督作品『ジョゼと虎と魚たち』は高い評価を受け、芸術選奨新人賞に選出された。漫画家・大島弓子のファンとしても知られ、映画『金髪の草原』や映画・テレビドラマ版の『グーグーだって猫である』シリーズなどを映像化している。また、1970年代のホラー映画からの影響を公言しており、2014年には企画・脚本・総合演出を務めた連続ドラマ『セーラーゾンビ』を手掛けた。
2016年に初の小説『我が名は、カモン』を上梓したほか、2019年には株式会社スカイドラムを設立するなど、多角的なクリエイティブ活動を展開している。
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