フィリップ・カウフマン / Philip Kaufman

フィリップ・カウフマン / Philip Kaufman

フィリップ・カウフマン(Philip Kaufman)とは、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家である。1936年10月23日生まれ。イリノイ州シカゴに生まれ、シカゴ大学とハーバード・ロー・スクールで学んだエリートであり、1960年代前半にはヨーロッパで教鞭を執りながら著作家を志していた。
1964年に『Goldstein』で映画監督デビューを果たし、同作はカンヌ国際映画祭の「批評家週間」部門で上映された。1976年にはクリント・イーストウッド主演の西部劇『アウトロー』で脚本を手がけ、1978年には監督作『SF/ボディ・スナッチャー』を商業的に成功させて注目を集める。また、1981年の大ヒット作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』では原案を担当するなど、ハリウッドの主要なプロジェクトにも深く関与した。
彼の評価を決定づけたのは、1983年の『ライトスタッフ』や1988年の『存在の耐えられない軽さ』である。特に後者では第23回全米映画批評家協会賞の監督賞や、第42回英国アカデミー賞の脚色賞を受賞した。1990年には、アメリカで初めて「NC-17(18歳未満入場禁止)」指定を受けた『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』を監督し、その後も『ライジング・サン』や『クイルズ』、2004年のスリラー『ツイステッド』など、多様なジャンルで重厚な演出を見せている。2012年にはテレビ映画『私が愛したヘミングウェイ』の監督を務め、エミー賞にもノミネートされた。

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