go!go!vanillas / ゴーゴーバニラズ / バニラズ

go!go!vanillas(ゴーゴーバニラズ)とは、日本の4人組ロックバンド。略称は「バニラズ」。メンバーはヴォーカル・牧達弥、ベース・長谷川プリティ敬祐、ギター・栁沢進太郎、ドラム・ジェットセイヤ。
2度のメンバー脱退を経て、2015年7月15日よりこのメンバー編成となった。
2014年、KABA-BOON、キュウソネコカミ、SHISHAMOと共に「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR」の出演者に抜擢され、2月に2000枚限定シングル『オリエント/ホラーショー』をリリース。即完売となった後、8月にタワーレコード限定盤のシングル『エマ』をリリース。同店TOP10チャートにランクインするなど、若者を中心に人気を集める。
同年11月5日、メジャー1stアルバム『Magic Number』をリリースしメジャーデビューを果たした。その後もライブや音楽フェスを中心に活動を行っている。
「go!go!vanillas」という特徴的なバンド名は、「go!go!」は『ジョジョの奇妙な冒険』第7部に登場するキャラクター「ジャイロ・ツェペリ」の歯に彫られている「GO!GO! ZEPPELI」から取られた。「vanillas」は英単語の「vanilla」の表記が格好良く、単語の意味が可愛いことのギャップを気に入り、この2単語を組み合わせたことでこのバンド名となった。

go!go!vanillas / ゴーゴーバニラズ / バニラズのレビュー・評価・感想

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go!go!vanillasの、さわやかなバンドサウンド

go!go!vanillasという4人組のバンドがいます。メンバーは若いですが、所謂いま流行の邦ロックとはちょっと違った雰囲気の音楽で、ファンを増やしています。
公式サイトのプロフィールには「新生代ロックンロール・バンド」とあります。その通り、「ロック」というより、きちんと「ロックンロール」の精神を持っている音楽性を感じます。ロックの中にポップやカントリーのテイストが織り込まれており、現代っぽいキラキラ感よりは、いい意味で少し古くさいサウンドに仕上がっています。
尖った激しさや、感情を押し付けてくるような熱っぽさがなく、さわやかですっと入ってくるような音楽性。粒がそろってしっとり聞けるバンドサウンド、やわらかさの中に芯があるボーカル、詰め込まれずに届けられる歌詞。派手さは少ないですが、幅広い年代、どんなジャンルを好む人にも聞きやすいバンドだと思います。
昔ながらのロックンロールを生かした古くささと、奇をてらった感じの無さは特徴ですが、そこはバンドの化学反応の作用が彼らにも働き、唯一無二の楽曲、存在として成立しています。懐かしいながら新しい音楽に仕上がっています。
ミュージックビデオのおもしろさも秀逸です。ぜひ映像と合わせて、たのしんで欲しいバンドです。