スキウサギ

スキウサギ

『スキウサギ』とは、キューライスによる漫画、および同作品に登場するウサギのキャラクター。もともとはキューライスのTwitter(現:X)上で発表された短編投稿を起点として人気を集め、その後、2017年から『ヤングチャンピオン』にて連載化された。以降はウェブと雑誌で併行しながら連載され、それぞれ異なるエピソードが展開されている。2018年にコミックス第1巻が発売されたのを皮切りにシリーズ化が進み、描き下ろしや連載分を加えた形で継続的に刊行されている。各エピソードは基本的に1話完結のショートストーリーで構成されており、スキウサギの突発的な行動や奇妙な執着、飼い主ポジションとして登場する、キューライス自身をモデルとした男性・キューさんをはじめとした、周囲のキャラクターとの掛け合いを軸に展開する。明確なストーリーラインよりも「勢い」や「理不尽さのテンポ」を重視した作風となっており、作者特有のブラックユーモアや脱力系ナンセンスが色濃く反映されているのが特徴である。
また、漫画作品のみにとどまらず、キューライスの手掛ける作品の中に共通するゆるさや、動物モチーフ表現の中核として位置づけられているキャラクターでもあり、ぬいぐるみや雑貨類など、多数のグッズ展開も行われている。書籍外でも広く認知され、キューライス作品の中でも屈指の人気を誇っているキャラクターのひとつといえる。

スキウサギのレビュー・評価・感想

スキウサギ
10

ウザくてカワイイ

スキウサギは、作者のキューライス氏と一緒に暮らしているという設定の、ピンク色のウサギだ。
「◯◯が好き!」が口癖で、キューライス氏の仕事の邪魔をする事も多々ある。その邪魔の仕方が非常に鬱陶しい。
執筆中の原稿の上に乗る、キューライス氏が執筆中の机の上にポテトチップスを直に乗せる、部屋の中で七輪でさんまを焼く等、様々な手で邪魔をしてくるが、スキウサギ自身には悪気は無いようで、単にキューライス氏に相手をして欲しいだけのようだ。
流石に邪魔が過ぎる時は「山に帰ってくれ」と叱られたりもするが、スキウサギは懲りない。
たまに耳の位置が真横にきたり、体型や色が異常に変わったりと妙な変化を起こして、キューライス氏に心配をかける。
心配の仕方から見て、キューライス氏もスキウサギの事が好きで堪らないようで、不意に姿を眩ませた時には涙を流したりもしていた。スキウサギは、奇妙な『何か』と遭遇しても動じず、それ所か、クリスマスには『モロビ』と『コゾリテ』という『何か』を取り出し、キューライス氏を困惑させた。スキウサギの行動はキューライス氏だけに止まらす、他人にもそれなりに迷惑をかけている。
しかし、そんなスキウサギが可愛らしく、とても愛おしいのだ。同作者の『ネコノヒー』とはまた違った愛おしさがある。
可愛らしくてとてもウザい、でも可愛らしい、そんなスキウサギを是非一読してみて欲しい。