とあるおっさんのVRMMO活動記

とあるおっさんのVRMMO活動記

『とあるおっさんのVRMMO活動記』とは、椎名ほわほわによる日本のライトノベル、およびメディアミックス作品である。2013年に「小説家になろう」にて連載が開始され、「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞を受賞した。2014年1月よりアルファポリスから書籍が刊行されており、イラストはヤマーダが担当している。メディアミックスとして、六堂秀哉による漫画版が2014年から連載されているほか、ゲーム化や、2023年にはテレビアニメ化も行われた。
本作は、新型VRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」の世界で、38歳の独身会社員・田中大地が「アース」という青年キャラクターとして自由気ままに活動する様子を描いている。最強を目指す主流のプレイスタイルとは異なり、不遇スキルとされる弓や蹴り、さらには魔法や生産職に手を出し、ソロプレイを堪能するのが特徴。「戦場の料理人」や「妖精たらし」といった数々の称号を得ながら、バーチャル世界での一期一会を楽しむ日々が描かれている。仕事終わりの余暇として、理不尽なトラブルさえも楽しみながら自分だけの覇道を歩む「おっさん」の悠々自適な活動記となっている。

とあるおっさんのVRMMO活動記のレビュー・評価・感想

とあるおっさんのVRMMO活動記
8

なろう系の物語にしては、しっかりした作り込みの作品

私が抱いている俗称「なろう系」と言うものは、俺TUEEEであったり、俺なんかしちゃいました?といった超鈍感であったり、世界に対して個人で対応できるほどの能力を持たされてたりと、こんな状態なら物語の進め方が楽だなぁと言ったものが殆どでしたが、この作品は地道にRPGをしていて個人的にとても好感が持てる作品でした。
何より好ましかった内容が、主人公が決められたルールの中で、自分なりの攻略の答えを試行錯誤しながら見つけるといった行動をとっていくので、読んでいても「そうはならないでしょ」という突っ込みを入れることがありません。読んでいてもスッキリします。
無限の可能性を秘めているMMORPGというものを作成している会社自体がオーバーテクノロジー地味てはいますが、そこまで突っ込んでしまうと物語が成り立たないので、そう言う物だと気にしない様にしています。
戦闘に向いていないと烙印を押された職業でも、工夫次第で攻略可能という、ある意味プレイヤースキルを要求されている物語なのですが、主人公自体の元の能力は私達と変わらず、むしろハンデを背負っている状態でも活躍できているという描写は、読んでいて気持ちがいいものです。
VR技術が進めば、実際にこう言ったMMOが出てくるのかなと期待してしまいます。
因みにおっさん要素は、あまり感じられません。