ダーウィンズゲーム

ダーウィンズゲーム

『ダーウィンズゲーム』とは『別冊少年チャンピオン』で2013年1月号からFLIPFLOPsが連載しているサスペンス漫画、及び漫画を元にしたアニメである。主人公のカナメは親友からある日、架空のスマートフォンアプリ『ダーウィンズゲーム』の招待を受ける。『ダーウィンズゲーム』の正体はプレイヤーに能力を与え、プレイヤー同士が争いゲーム中に死ねば現実でも命を落とすというデスゲームだった。仲間や様々な敵と戦いながら、カナメがゲームクリアを目指す姿を描く。

ダーウィンズゲームのレビュー・評価・感想

ダーウィンズゲーム
8

デスゲーム好きにはおすすめ!

この作品は、簡単に言うとデスゲームなのです。主人公の能力が一度触った武器を作ることができるというもので、ただ能力をぶつけ合うだけではなく、どの武器をどのように使うのか、相手の能力の弱点は何なのかなど色々な情報や状況を見極めて戦うテンポの良い戦闘が最高です!
主人公はデスゲームに巻き込まれた形なので、人を殺す事をはじめはためらっています。しかし、ストーリーが進む中で「自分がこのゲームを終わらせるんだ!」と決意します。
人を殺さなかった主人公のもとには、それ故に集まった仲間がいますが、人を一人でも救うために自分が最速でゲームクリアを目指すという目標を掲げたとき、反対する人はいません。こういった仲間や友の絆といった少年漫画のような熱い部分も兼ね備えてすごく面白いです。
あと、女の子キャラも出てくるのですが、もれなく可愛いです!
命がかかっているからこそ、命を張り人を守るために命を奪う、やり方は間違っているかもしれませんが、人間らしい判断や思考をする主人公の姿、デスゲームにより狂った人間の姿、どちらも追い詰められた人間に起こりうることだと思います。
現実味のない異能バトルに人間味のある主人公たちやヒリヒリとしたデスゲームが見所です!
生活に刺激が欲しい方にはおすすめです。

ダーウィンズゲーム
10

現実的であり、現実ではない

殆どの人の身近に存在するスマートフォンゲームアプリ。ある一つのゲームアプリが人の命を軽々と奪っていく。そして、人間の思考をも変えてしまう最強の武器に変化を遂げる。
主人公カナメがこの恐怖のゲームアプリ”ダーウィンズゲーム”に出会ったのはカナメの友達から送られてきた一通の通知。その頃東京では、至る所に謎の人型の穴が地面の至る所に日に日に増えていた。カナメは友達から送られてきた通知を開いてしまった。その瞬間、カナメのダーウィンズゲームはスタートをした。ダーウィンズゲームには、一人一つずつ「シギル」と呼ばれる特殊能力が与えられる。
カナメは、ダーウィンズゲームが命を懸けた恐怖のゲームだとも知らずに、ゲームは開始された。カナメの周囲にはすでにゲームに参加している友人がおり、友人はゲームで次々に命を落としていく。カナメは、この恐怖だらけでくだらないゲームを終わらせるために奮闘をする。ゲームを終わらせるためには、最強のクランを作る必要があった。そこで出会ったのが、シュカというダーウィンズゲーム界の嬢王。最強のプレイヤーを引き連れて、カナメはダーウィンズゲームの完全攻略に挑む。
ダーウィンズゲームでは、定期的にイベントが開催される。イベントでは多額の報酬を得ることができる。さらに、優勝者には特権が与えられる。この特権を生かしてカナメたちは死のゲーム、ダーウィンズゲーム攻略を目指す。

ダーウィンズゲーム
10

ゲーム感覚のデスゲームは怖さよりも面白さが勝る

主人公が初めから戦うのではなく、あくまでも友達が救援申請をした相手が主人公の要で、そんなデスゲームとは知らずにアプリを起動してしまうところからゲームが始まってしまう展開が他のデスゲームのアニメとは違ったような気がして面白かったです。それに、他の友人もプレイしていて、一度要を助けにきてくれたから、これからも一緒に戦っていくのかと思ったらまさかのゲームオーバーになってしまうという、悲しいお別れでした。ルーキー狩りをしているバンダ君のシギルはいいものだったから、これからもっともっと要達と戦っていくのかと思いきや、要の初戦勝ちでゲームオーバーしてしまうという番狂わせ的要素も面白いです。宝探しゲームもただ、ポイントが貰える宝を探せばいいだけじゃない、お互いに持っているリングも奪わなければ生き残れないサバイバル形式で面白いです。そして、その様子を監視している人たちの中に、このダーウィンズゲームというデスゲームを運営した人がいるのかどうかも謎だというのがさらに面白さが増していきます。もちろん、戦うシーンや人が殺されていくシーンは怖いし、そのゲームオーバーの仕方も怖いですが、それよりもドキドキハラハラした展開が続いて面白さが勝ってしまうアニメです。

ダーウィンズゲーム
10

特殊能力系が好きな方には絶対おすすめ!

この作品は、ごく普通の高校生だった主人公が、スマホに届いたメッセージがきっかけで、特殊能力を与えられる代わりに殺し合いゲームに参加させられるという内容です。
ところどころ身近な日常の背景を描きながらも、非日常的な物語が進行していくため、なんとなく身近に感じられる要素が多いように感じました。
内容が過激な部分もあるため、グロテスク系が無理な方は苦手かもしれません。
しかし、「苦手だから…」という理由で見るのをやめてしまうのはもったいないような面白い作品だと思っています。

漫画原作の作品ですが、アニメも原作と同じくらいに面白く、丁寧に作られたことが伝わってきます。
ストーリーもしっかりしており、環境の変化に対する主人公の心境が特にはっきり表現されていました。

主人公以外にも多くの参加者がいますが、それぞれゲームに対する思いや決意があり、悪役が分かりやすいくらいに最低なので、悪役が倒されるのを見るだけでもストレス発散になります。

また、特殊能力も様々な種類があり、おもしろさを感じやすいポイントだと思います。
攻撃系の能力や物を操る能力はもちろんのこと、相手の精神に作用する能力・自身の感覚を研ぎ澄ます能力など、幅広く登場します。
それにより戦闘の幅が広がる上、想像以上の展開に回を進めるたびにドキドキが止まらなくなること間違い作品です。
ぜひ一度、見ず嫌いをせずにご鑑賞いただくことをおすすめいたします。

ダーウィンズゲーム
9

ダーウィンズゲームがおすすめできる理由

原作未読で、アニメ視聴のみのため、半グレのようなクランである「エイス」を打倒するまでの感想となります。
本作は、平凡な主人公が、非日常な苦境になし崩し的に巻き込まれていき、可愛い女子達に囲まれつつ難敵を打倒していくという、まさに青少年向け娯楽の王道を行く作品です。
このシチュエーション、この展開が嫌いな方もいるでしょうが、展開の速さや、作中の様々なギミックに魅了されていくと思います。また、素人目に見て、アニメの作画レベルも高いように感じました。
スマホゲームと、現実がリンクしており、各登場人物に与えられた特殊能力(シギル)を駆使して、現実世界で本当の殺し合いをしていくストーリーとなっております。また、ゲームマスター的な存在に与えられるイベントを、仲間と協力してクリアしていく事にもなります。
ある意味、ソシャゲ好きな方にとっては、本当の殺し合い以外の部分については、いつか実現してほしいゲームではないでしょうか。
そんな状況で、「平凡な」主人公であるカナメが、友人の死を乗り越え、戦いの中で得た仲間たちと共に、圧倒的な悪と対峙し、知恵と勇気を振り絞ります。
入口をスマホゲームにした事で、ひょっとしたら実現される世界なのかもという感覚もあり、物語への没入感は高いと思います。
難しいことを考えずに楽しめる作品です。

ダーウィンズゲーム
7

シリアスな展開が多いけど引き込まれる作品!

2020年の春アニメで公開された、ダーウィンズゲーム!この作品は、スマホにとあるゲームアプリを入れると死のゲーム、ダーウィンズゲームに強制参加を強いられる。

主人公カナメは、友人からこのダーウィンズゲームのURLが送られ、知らず知らずこの危険なゲームに参加してしまうことに。しかし、このゲームアプリをダウンロードすると、今まで使うことができなかった異能力を手に入れることができるようになり、その異能力を使って仲間と共に敵と戦い、このダーウィンズゲームを乗り切る熱い展開に惹かれる。
ただ、主人公が今までなにか戦闘に関する部活動や訓練を受けたことがないにも関わらず、少しの訓練を受けただけで他の人と大差をつけるほどの戦闘能力を身に付けてしまうので、少しリアルさにかけてしまい、あれ?っと思ってしまう場所もあるかもしれない。
ただ私的には展開が早く、戦闘シーンも多くなっているので、迫力があり楽しめているが、ご都合主義すぎるでしょ!と思う方もいると思われる。
この作品の異能力の多彩さや種類など本当にたくさん出てくるので、そこも一つの楽しみになっている。