カゲロウプロジェクト

カゲロウプロジェクト

『カゲロウプロジェクト』とは、音楽家、小説家、脚本家のじん(自然の敵P)によるマルチメディアプロジェクトである。2011年にニコニコ動画で発表された楽曲「人造エネミー」から始動し、歌詞に込められた緻密なストーリーが「考察」を呼ぶ独自のスタイルで若者を中心に爆発的な人気を博した。
物語は「目」にまつわる特殊能力を持つ少年少女の集団「メカクシ団」を中心に、8月14日・15日の数日間をループする不可思議な事件を描く。引きこもりの青年シンタローが電脳少女エネと共に2年ぶりに外出し、デパートでの立てこもり事件に巻き込まれるところから物語は大きく動き出す。
じん自身が執筆する小説版や、佐藤まひろによる漫画版、さらに2014年4月から6月にかけて放送されたシャフト制作のアニメ版『メカクシティアクターズ』など、媒体ごとに異なる視点や結末が提示される多角的な展開が特徴である。IAや初音ミクを用いた楽曲群は、イラストレーターのしづやわんにゃんぷーによる映像演出と相まって、VOCALOID文化を象徴する作品群となった。音楽のみならず物語の力でファンを魅了し続ける伝説的なプロジェクトとして知られている。

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