BIGMAMA

BIGMAMA

BIGMAMA(ビッグママ)とは、2001年に東京都八王子市で結成された日本の5人組ロックバンドである。オーソドックスなバンド編成にヴァイオリンを取り入れた独自のサウンドスタイルが特徴で、ロックとクラシックを融合させた高い音楽性を誇る。2006年にミニアルバム『short films』でCDデビューを果たして以来、印象的なメロディと疾走感のあるサウンドでインディーズシーンを席巻した。
バンドの歴史は高校時代のコピーバンド活動に遡り、金井政人(Vo/Gt)とリアド偉武を中心に結成された。幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年に安井英人(Ba)と東出真緒(Vn)が加入したことでその後のスタイルの礎が築かれた。代表的な企画として「ロック×クラシック」をテーマとしたコンセプトアルバム『Roclassick』シリーズがあり、クラシックの名曲を大胆にロックアレンジする手法で注目を集めた。また、「母の日」に合わせたライブ開催や、作品名に「母」にちなんだワードを盛り込むなど、バンド名とリンクしたユーモアのある活動でも知られている。
2017年にはキャリア初となる日本武道館単独公演を成功させ、その後メジャーデビュー。2020年のリアド偉武の脱退という大きな転換期を経て、2021年にはサポートを務めていたBucket Banquet Bis(Dr)が正式加入し、新体制での活動を継続している。ドラマ『賭ケグルイ』の主題歌起用や大型フェスへの常連出演など、ヴァイオリンが鳴り響く唯一無二のロックバンドとして、日本の音楽シーンで確固たる地位を築いている。

BIGMAMAのレビュー・評価・感想

BIGMAMA
10

クラシックとロックの融合バンド BIGMAMA

きっと誰しもがロックバンドと言ったら、クラシックとは掛け離れた音楽を想像してしまうものです。でも、BIGMAMAは一味違うんです。
まず、バンドメンバーにバイオリン奏者がいるというところ。激しい音の中にいるバイオリンが、いろんな楽曲の中でほかのバンドにはない唯一無二の音楽を奏でていることに、私は思わずトリコになっていまいました。
なにより、誰しもがTVなどで多少は親しみのあるクラシック音楽たちを、自分たちでアレンジをしたコンセプトアルバムを3枚出しています。「白鳥の湖」「第九」「カノン」などの名曲たちが、いつもとは違う表現がされており、クラシック音楽には歌詞がないですが、その世界感が歌詞という言葉になっているのはまた違った魅力でもあり、面白みなような気がわたしはしています。
このコンセプトアルバム以外にも、作家の住野よるさんとコラボを果たしており、曲に合わせた住野さんの作品がついてくるシングルなども発売しているとのこと。作家さんとのコラボが叶うのも少し非現実的なような、世界観の美しいメロディーの中に、本当にあったかのように思わせる歌詞が印象的。
ほとんどの作詞はボーカルの金井政人が担当しており、歌詞は空想の世界で実体験ではないと明言しているようです。女性目線の歌詞や、恋人へ送るような歌詞、はたまた不思議な世界に入り込んだような歌詞。とても聴いていて、夢中になってしまうものが多く、いろんな人に聞いてもらうべきアーティストだなと感じます。