戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 / 戦ヴァル2

戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 / 戦ヴァル2

『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』(せんじょうのヴァルキュリア2 ガリアおうりつしかんがっこう)とは、2010年に発売されたPlayStation Portable専用のゲームソフト。主に「戦ヴァル2」の略称で呼ばれている。シミュレーションとアクションゲームを融合させたPlayStation 3用ゲームソフト『戦場のヴァルキュリア』の続編として製作された作品で、学校+戦争をコンセプトとしている。ストーリーは、前作とつながりを持たせつつ主要人物を刷新しており、ガリア公国で発生した内乱に、実際に投入されることになった士官候補生たちを描いたものとなっている。アメリカで行われた「Electronic Entertainment Expo 2010」に出展した際に高い評価を獲得し、GameSpotから「Best PSP Game」「Best RPG」を受賞している。今作はプレイヤーキャラクターが学生であるためミッション選択はすべて校内で行われる。ゲームは月によって区切られており、その月によって発生するミッションも違うものとなっている。プレイヤーは進行に関わるストーリーミッション、学校の課題であるキーミッションなどの6つのミッションや、ターン制の戦闘に臨みながらクリアを目指す。本作では、通信機能を利用した対戦・協力プレイも搭載されており、PlayStation Portableという携帯ゲームならではの強みを生かした楽しみ方も提供されている。
発売同年の2010年から2011年にかけて、本作のコミカライズ版が全3作連載された。

戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 / 戦ヴァル2のレビュー・評価・感想

戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 / 戦ヴァル2
6

ちょっと残念なシリーズ第2作

本作でハードがPSPになりました。
主人公たちは実戦に投入された士官候補生たち、ということで「戦争に駆り出された学生たち」といった雰囲気があります。
前作と比べるとキャラクターやストーリーが魅力に欠け、全体的に残念な印象があります。本作で追加された別兵種へ変更できる「転職システム」も、キャラクター個性を薄める結果に繋がってしまったように感じられます。
とはいえ、キャラクターデザインのレベルが低いというわけではなく、ヒロインや男子生徒たちも魅力はあります。同シリーズ1、3、4のような「個性がないように見えるが、実際は個性がある魅力的な主人公」とは違い、少年漫画の熱血主人公のようなキャラクター性が本シリーズでは違和感があるのかもしれません。
本作で追加された「剣甲兵」は、敵の銃撃を盾で防ぎながら近距離で剣による斬り付けを行う強力な兵科で、味方にいては心強く、敵に回すと恐ろしい存在でした。
「モラル」というシステムも存在していて、戦意を表しているのかユニットが倒されたり拠点を制圧されると減り、逆であれば上がる、ゼロになると作戦失敗となります。本作ではユニットの死亡がないために導入されたのかもしれません。