グレイヴ・エンカウンターズ / Grave Encounters

グレイヴ・エンカウンターズ / Grave Encounters

『グレイヴ・エンカウンターズ』(Grave Encounters)とは、2011年に制作されたカナダの映画。廃墟になっている精神科病院の超常現象を、やらせ番組スタッフが取材し、本物の恐怖に遭遇する様子をファウンド・フッテージ方式で描いたホラー・モキュメンタリー映画である。日本では2012年に公開された。続編として『グレイヴ・エンカウンターズ2』も制作されている。本作に登場する幽霊が「恐ろしすぎる」と話題を呼んだこともあり、人の顔やペット、人形など、一般的な顔を「恐怖顔」に変換することができるアプリが公式サイト上でリリースされた。
超常現象や怪現象を専門とするテレビ番組を製作する「グレイヴ・エンカウンターズ」の面々は、撮影のため、廃墟と化したコリントウッド精神科病院跡地を訪れていた。番組を盛り上げるために入口に鍵をかけ、現地で一夜を過ごすことを決めた彼らだが、次々に怪現象に見舞われる。恐怖を感じた彼らは玄関の鍵を壊し、病院の外に逃げ出すことを試みるが、そこは外ではなく、廊下が無限に続くばかりだった。朝になれば迎えが来るはずだが、誰も訪れず、夜が明けることもない。出口を探す彼らの前に、新たな怪異が立ちはだかる。

グレイヴ・エンカウンターズ / Grave Encountersのレビュー・評価・感想

グレイヴ・エンカウンターズ / Grave Encounters
6

良い感じにチープ

B級作品を配給する事で有名なアルバトロスの作品。しかし、案外悪くないホラーに仕上がっています。
幽霊の出現する廃病院(精神病院)を撮影に来た心霊現象撮影番組「グレイヴ・エンカウンターズ」。適当にやらせ番組を作るつもりだったが、彼らは本物の心霊現象に遭遇する事になります。
本作品はPOV方式のモキュメンタリーホラーとして製作されています。それが低予算のチープさと良い感じにマッチしており、「胡散臭いけど不気味なホラー」という印象にまとまっています。個人的には同じようなPOV方式の「パラノーマルアクティビティ」などより好みです。あちらはよりリアリティを出すためにPOVを採用していますが、それが面白さにつながっているとは言いがたいので。
前半部は主人公たちがやらせ番組を作る様子がメインで、イマイチ盛り上がりに欠けます。が、幽霊に遭遇してからの後半部はどんどん登場人物が犠牲になっていき、緊迫感を増していくのでそこまで頑張って耐えましょう。
類似作品としては、POV形式ホラー「REC」、前述の「パラノーマルアクティビティ」があげられます。また、医師の幽霊が登場する辺りは「ジェイコブズラダー」っぽいです。