毛糸のカービィ

毛糸のカービィ

『毛糸のカービィ』(けいとのカービィ)とは、2010年に任天堂から発売されたWii用のゲームソフト。日本に続き、同年にアメリカ、2011年にヨーロッパでも発売。2016年にWii Uのニンテンドーeショップでのダウンロード配信も開始されたほか、2019年にはニンテンドー3DS版として『毛糸のカービィ プラス』も発売されている。『星のカービィシリーズ』としては初のWii専用ゲームソフトで、据え置き型ゲーム機向けのソフトとしては『星のカービィ64』以来、10年ぶりとなる横スクロールアクションゲームである。布地を背景として、キャラクターを毛糸で描いたようなアートデザインが特徴。キャラクターは毛糸、布等のキルト生地などで表現されており、線画を思わせるやわらかい画風となっている。毛糸を利用した「引っかけ」「巻き取り」などのアクションで敵を倒していくスタイルになっており、従来の『カービィ』シリーズでの共通アクションである、吸い込みやコピー能力、ホバリングは使われていない。
平和なプププランドの暮らしを満喫しているカービィの前に、突然マントの男「アミーボ・アモーレ」が現れる。アミーボが止めるのも聞かず、目の前にあったトマトを吸いこんだカービィは、アミーボが持っていた「魔法の靴下」の中に吸い込まれてしまった。気がつくと、そこは何もかもが毛糸や布で作られた世界。カービィは、毛糸の国で出会った王子様・フラッフと共に、大陸を再び繋げるための『魔法の毛糸』を探す旅に出るのであった。

毛糸のカービィのレビュー・評価・感想

毛糸のカービィ
5

ゲーム超初心者なら楽しめる作品

一言で言うとこのゲームはあまりにも簡単すぎて、それこそ幼稚園児や小学生でもなければ原則として楽しめない作品です。毛糸という形で『星のカービィ』シリーズの世界観を表現する意味も今一つ明確ではありませんでしたし、敵もあまりに弱すぎましたし、メーカー小売価格で買うのは余程のシリーズファンでなければ若干勇気が必要でしょう。とはいえ雰囲気自体は悪くなく、実際これを当時66歳になったゲームと縁のない母親に押し付けると、中々ハマってくれました。そういう形では、購入しておいて全くの無駄にはならずに済みました。
このゲーム、というか『星のカービィ』シリーズ自体が、シリーズ中の世界における時系列を公式に定めていないので、世界観がシリーズ本編と一致するかしないかについて気を揉む必要がありません。そういう意味ではシリーズファンにも悪くはないと思います。
難易度の低さから逆にタイムアタックに適しているという意見もあり、2時間もあれば完走することができます。普通にゲームを楽しむ人にはともかく、タイムアタックで世界記録を狙いたい人にはお勧めと言えるでしょう。
ゲームとして簡単すぎるので本当は4点程度にしたかったのですが、楽しみ方もそこそこある点で5点にしておくことにしました。