ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~

ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~

『ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜』とは、丘上あいによる漫画作品である。2017年9月15日から2022年10月30日までコミック配信サービス「まんが王国」にて連載された。単行本は全13巻。
女性ファッション誌の編集者である35歳の主人公・爽(さやか)が、信頼していた夫や友人ら周囲の人間から次々と裏切りに遭う凄惨な人間模様を描いたラブサスペンスである。完璧に見えた結婚生活の裏に隠された秘密や不条理な愛憎劇が話題を呼び、2020年には新川優愛主演により『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』のタイトルでテレビドラマ化も行われた。

ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~のレビュー・評価・感想

ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~
8

絡み合う人間関係に導かれる、大人の恋のストーリー

爽(さやか)は優しい夫と二人暮らし。そろそろ子どもが欲しいけれど、子作りをしない夫にその悩みを打ち明けることができません。そんな爽の悩みを聞いてくれるのは、年下の友人・瑠衣(るい)。行きつけのバーで話を聞いてもらいながら、爽は夫に気持ちを打ち明ける決心をします。しかし爽にとって癒しの存在である瑠衣には、実はもう一つの顔があって……。
もしも自分の鞄の中にGPSが仕込まれていたら、自分ならだれを疑うだろうか……身近な存在からの裏切りや、主人公・爽の心に変わらず存在するものがストーリーを発展させていきます。

この作品では、誰でも一度はあこがれる「大人の恋」がリアルに描かれています。主人公・爽の生い立ちもこの作品のストーリーには欠かせない重要なポイントです。決して幸せとは言えなかった子ども時代。そして現在の母との関係。親の恋愛の仕方が子どもにどう影響を与えているのか?そんなリアルな疑問にもこの作品は触れています。
子作りをしない夫に孫を急かす姑がいるのも、現実感が増しているポイントです。
結婚したら恋愛は終わり。トキメキは忘れてしまった。そんな人に新たな問題を投げかけてくれる、おススメの作品です。