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タイトルなし
劇場版アニメreゼロから始める異世界生活第2弾です。前回の映画の後日談として物語が始まります。主な内容としてはヒロインであるエミリアの過去のお話でした。エリオール大森林の事件の後の時系列です。ですので、同胞はみんな氷漬けになっていました。
森林内には猛獣がたむろしていて、危険になっています。近くには村があります。当時のエミリアはこの村の商人のつてで食いつないでいました。対価は森林内にあった氷の結晶で、木の実と交換していました。森林内には村の人がまれに足を踏み入れてしまうことがあります。その際に当然猛獣により危険にさらされてしまいます。ある日そのような場面が陥った村人をエミリアが助けに行き、無事、戦闘能力で上回ったエミリアは敵を排除することに成功します。しかし村人の前でローブが取れてしまいます。その姿は、本物語上で最も歴史的に恐れられている嫉妬の魔女の容姿とうり二つでした。銀色のハーフエルフはその姿だけで、人々から恐れられてしまうのです。村人も例外ではなく、感謝どころか恐れられ逃げられてしまいます。そんな光景を見て肩を落としたエミリアに誰かが励ましの声を掛けました。それが大精霊パックです。
そんなこんなで二人の絆を中心に物語が進行していきました。感想としては泣けました。特に主題歌のノノックさんの「雪の果てのに君の名を」が素晴らしかったです。小説ももらい満足の一言でした。