ポケットモンスター(2019年のアニメ)

ポケットモンスター(2019年のアニメ)

『ポケットモンスター』とは、2019年11月17日から2023年3月24日まで放送されたテレビアニメ作品である。アニメ版ポケットモンスターシリーズの第7シリーズにあたり、シリーズ初となるダブル主人公制を採用。前作『サン&ムーン』の続編として、サトシと新キャラクターのゴウが全ての地方を舞台に冒険を繰り広げる物語である。
本作はカントー地方の「サクラギ研究所」を拠点とし、二人が「リサーチフェロー(特別研究員)」として各地のポケモンを調査する姿を描く。タイトルロゴを第1作と同じ『ポケットモンスター』へと原点回帰させつつ、ストーリーは基本的に1話完結方式を主体とした独自のアニメオリジナル展開となっている。全地方が舞台であり、過去シリーズの舞台となった地方をリサーチフェローの仕事として再訪するため、歴代のキャラクターやポケモンが再登場する。また、『ソード・シールド』の要素である「キョダイマックス」や、全世界のトレーナーが頂点を競う「ポケモンワールドチャンピオンシップス」がストーリーに組み込まれている。

ポケットモンスター(2019年のアニメ)のレビュー・評価・感想

ポケットモンスター(2019年のアニメ)
7

完全新スタイルの冒険

1997年からスタートしたポケモンアニメシリーズの最新作。初代のタイトルと同じくタイトル名は『ポケットモンスター』だけで、初代からずっと見続けている私は少し懐かしさを感じさせるタイトルだ。
だが、その懐かしさとは打って変わって、ストーリーは今までにない展開で進んでいく。
その代表例を挙げると、従来のシリーズでは、各地方に主人公サトシがピカチュウとともに冒険をするスタイルだった。
しかし、本作はカントー地方のクチバシティに拠点を置き、毎回そこから各地方にポケモンやポケモンに関するエピソードを現地リサーチしに行くスタイルなのだ。
前作の『ポケットモンスター サン&ムーン』もスクールを拠点に様々な冒険をするスタイルに似てはいるが、舞台はアローラ地方に限定されており、その点は従来のスタイルと変わらなかった。
この同じ拠点から別の地方に行くという点に注視すると、本作は異例の作品と言える。
しかし、これには製作側に理由があるらしく、本作ではこれまでのポケモン全てを劇中に一回は出すことを考えており、そのため各地方へ行くスタイルに決めたみたいだ。
確かに理にかなったスタイルではあるが、新しい地方であるガラル地方のジムバッジ巡りなどが見られず、そのためバトルシーンに少し物足りなさを感じさせる。
しかし、一緒に冒険をするゴウやその相棒ヒバニーが非常に良いキャラをしており、毎回の冒険を盛り上げてくれる。
ストーリーのスタイルには少し違和感を感じさせるが、毎回の冒険に刺激があり、これからの展開に期待していきたい。