フェイド・トゥ・インサイド

フェイド・トゥ・インサイド

『フェイド・トゥ・インサイド』(Fade To Inside)とは、高橋佑輔が監督・脚本・製作を務めた2018年公開の日本映画。上映時間約22分の短編自主製作作品であり、ジャンルはスリラーに分類される。出演は田村祐貴、加藤大智、渋谷樹翔。
主人公の男は、ある時から自分の記憶が断片的に欠落していることに気付く。最初は些細な違和感だったが、次第にその頻度は増していき、直前の行動や状況すら把握できなくなっていく。混乱と恐怖が日常を侵食していく中、男はある時、全く見覚えのない密閉された空間で目を覚ます。

フェイド・トゥ・インサイドのレビュー・評価・感想

フェイド・トゥ・インサイド
2

時間返して。

見知らぬ廃病院をさまよう主人公。かかってくる電話、知人との会話、唐突な場面変換などから自分の記憶が断片的になっている事に気づき、この世界で何が起こっているのか、自分が何をしたのかを調べようとするが…。
といういい雰囲気で始まる自主制作映画?なのですが、感想は「お願いだから観た時間返して」。
似た作風でデヴィッド・リンチは個人的に大好きだけど、これは真剣につまらない。30分未満でも観るのが苦痛だった。主人公の思いの変遷についてとか、どういう人物なのか、どこにどんな意図があるのかなども全くもって不明。元々からぶっこわれたシリアルキラーなのか作中の記憶障害で狂ってしまったのかも、なんの説明もにおわせる描写もないので不明。
唯一、不気味な雰囲気の見せ方だけはいいかなーと思いましたが、それでもこの雰囲気を延々見せられるのはつらい。
あと演技も正直微妙。棒読みっぽいテンション低い独白を続けられるとしんどいです。
雰囲気だけで1時間や2時間人を引きこんで感動させる映画もたまにあるけど、それってすっごく難しい事なんだろうなというのが反面教師としてわかった映画でした。「雰囲気押し」でないなら何かしらの言いたい事、メッセージ性が無いと映画としてはしんどい…のではないかと。