ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産

ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産

『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』(ジョジョのきみょうなぼうけん みらいへのいさん)とは、1999年にアーケードで稼働を開始した、対戦型格闘ゲーム。荒木飛呂彦原作の人気作品『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにおけるPart3『スターダストクルセイダース』を原作とし、カプコンが開発を手掛けた。同社が開発したアーケードの基盤である『CPシステムIII』でリリースされた最後の作品としても知られている。アーケード版の稼働と同年の1999年、ドリームキャストへの移植版が発売。2000年には通信対戦に対応したバージョンアップ版『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 for Matching Service』も発売された。なお、通信対戦のマッチングサービスは2003年に終了している。アーケード版稼働から13年後となる2012年には『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HDVer.』として、PlayStation 3版とXbox 360版が2012年に配信開始となり、2014年の配信停止まで、多くのファンを楽しませた。
基本的な内容は前作と同じだが、新キャラクターが多数追加され、新しい必殺技やスーパーコンボが追加されたキャラクターもおり、さらに全体的なバランスが調整されたほか、前作同様のストーリーモードの他に、新たにチャレンジモードが追加されるなどの変更がなされている。
タイトルの『未来への遺産』とは、原作コミックのPart3のサブタイトルが『スターダストクルセイダース』に決定する前に仮題としてつけられていたものであることが知られている。

ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産のレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産
9

原作再現率の高い2D格闘アクション

CAPCOMが制作した、ジョジョの奇妙な冒険第三部の格闘ゲームです。
承太郎のオラオラ、DIOの無駄無駄のラッシュ速度とボイスはイメージ通りで、互いがぶつかり合えばオラ無駄対決となり、連打に勝つと攻撃チャンスにつながる演出もあります。この二人以外にもキャラごとにこの演出に繋がる技があり、示し合わせていない対戦中も稀に発生します。

アレッシーの「相手を子供にする」スタンド能力や、チャカの「一度受けた攻撃を見切る」といった能力も再現され、キャラクターによって強みが大きく異なるのも魅力の1つです。

中でも、承太郎・DIO・影DIOらが使用する「ザ・ワールド」は原作通り時間を停止させるというもの。
停止中は一方的に動くことができ、ラッシュを叩き込んだり、ゲージを消費すればスーパーコンボも発動できます。
上記3キャラ同士の対戦であれば、相手の停止中に自分が発動することで停止中の世界で動ける、タイミングによっては相手の停止終了後の反撃へつなげたり、停止中専用コンボに割り込んだりもできます。停止中のダメージは、時が動きたした直後にまとめて入る仕様です。

おそらくはゲームバランスの都合で停止中のダメージは低く設定されていたり、ヴァニラ・アイスの亜空間能力が丸見えだったり、ザ・フールのスタンドが普通に殴られたりといった原作と異なる点もありますが、DIOのロードローラーや時を止めた後のナイフ投げなど、原作再現ができるのも熱いです。

ジョジョの奇妙な冒険第三部、スターダストクルセイダーズが好きな方にはおすすめの格闘アクションです。