STUDIO 4℃ / スタジオよんどしい
STUDIO4℃(正式名称:株式会社スタジオよんどしい、英: STUDIO4℃ Co.,Ltd.)とは、日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員。社名の「4℃」は、水の密度が一番高いのは摂氏4度であることから、「作品のクオリティーの高さを保証する」という意味を持つ。
STUDIO4℃は、1988年にスタジオジブリのプロデューサーだった田中栄子と、アニメーターの森本晃司を中心に発足した。設立の背景にはジブリ作品や『AKIRA』を通じたスタッフ間の深い交流があり、「自分たちの場所を作りたい」というクリエイターの願いに応える形で誕生した。1993年には組織再編を経て会社組織へ移行し、その後は株式会社として運営されている。
制作方針について、田中は「王道はジブリがやる。私たちは側道を埋める」と語っている。その言葉通り、クリエイターの才気を尊重する社風のもと、先鋭的で玄人好みの作品を次々と世に送り出してきた。片渕須直や湯浅政明といった才能に初の監督機会を与え、彼らが世界的監督へ飛躍する足がかりを作った功績も大きい。
STUDIO4℃は、劇場作品を軸に、CMやゲーム制作で培った新技術を次作へ還元する制作体制を敷いている。2D作画の緻密さと3DCGの質感を融合させた独自の表現に挑むほか、テレビアニメ制作においても一般的な分業制に縛られず、作品ごとに工程管理を最適化するなど、臨機応変かつ先鋭的な手法が特徴である。
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