SP THE MOTION PICTURE 革命篇

SP THE MOTION PICTURE 革命篇のレビュー・評価・感想

SP THE MOTION PICTURE 革命篇
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SPの良さについて

岡田准一が演じる井上薫は、幼いときに目の前で両親が殺されるという悲しい過去があります。井上は、その後警察学校に入り、SPになります。SPとは、アメリカでいうシークレットサービスの様なもので、主に要人警護をしたりします。
井上には特殊能力があります。例えば、自分が見た物を写真のように頭にインプットして必要な時に取り出すフォトグラフィックメモリーや、未来のことが少し読めることなど、色々な能力を持っています。それらの能力を駆使して、テロリスト達に立ち向かっていきます。
主人公の上司である尾形(堤真一)は井上のことを理解しています。SPは、ドラマ版と映画版(野望篇と革命篇)があります。ドラマ版での謎が、革命篇で明らかになります。SPを初めて観る人は、野望篇(映画)から観ても、大丈夫だと思います。
SPの一番の見所は、岡田准一(井上)が演じるアクションシーンです。岡田は、SPのためにカリやジークンドーなどの武術のインストラクターの資格を取得したらしいです。中でも見ごたえがあるシーンは野望篇でのテロリストとの闘いで、飛んできた自転車を避けるために壁を走ったり、尾形との一対一でのアクションシーンがおススメです。
あとは、SPのストーリーですね。香川照之が演じる伊達は与党の幹事長であり、尾形と繋がりがあります。革命篇では、その関係が明らかになります。自分は、ドラマ版と映画版を全て観ていたので、革命篇では最初から最後までテンションが高かったです。この作品に出逢えて、良かったです。