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ワリオをキャラクターとして採用する必要があったかどうか微妙
このゲームはいわゆるミニゲーム集ですが、正直ワリオというキャラクターを使う必要はないように感じられます。ワリオのおバカさ、破天荒さ、パワフルさがどうしても刺身のツマになっているような感じがして、やはりその魅力が活用されていないようにも見られます。
といっても、このゲームではワリオのキャラクターボイスが聞けるため、メイド イン ワリオシリーズのファンにとってはそれほど悪くない作品であるのかもしれません。
ボタンとスライドパッドの操作のみでプレイできるモードは、その性質上から基本的に慣れと反射神経と予測が求められますが、優れた瞬発力や技術が求められるかというとその限りではありません。小さい子供やお年寄りなど瞬発力に特段には優れない人や、ゲームが苦手な人であっても練習すれば十分楽しむことができるゲーム内容です。
グラフィックはかなり見やすい部類であり、目が悪い人や目が疲れている人にも害になりづらいでしょう。操作性も滑らかかつ癖が無く、プレイする人の実力が反映されないということは全くといって良いほどありません。
キャラクターは良くも悪くも子供向けであり、深く考えずにゲームしたいという人にはうってつけでしょう。