映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!

『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』とは、2012年に公開されたアニメーション映画。人気児童書シリーズ『かいけつゾロリ』のメディアミックスのうちの一作で、初の単独上映による長編映画として公開された。『ゾロリ』シリーズの映画としては3作目にあたり、原作の第47作から第48作『かいけつゾロリのだ・だ・だ・だいぼうけん!』を映画化したものとなっている。ガパール山に眠っている宝をトレジャーハンターの「ゾロンド・ロン」が狙っているという情報を聞きつけたゾロリたちは、その山のふもとにあるガパパ村を訪れる。すると、村の子どもたちの間では原因不明の伝染病「しましま病」が大流行し、生命の危機に晒されていた。この状況を見過ごすことができなかったゾロリたちは、伝染病の薬の材料を探し出してお宝を手に入れ、子供たちの病気を治してアリウスと結婚するという強い決意を胸に、アリウスとルクトと共にガパール山へと向かうのであった。

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!のレビュー・評価・感想

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!
7

昔のキャラが出てきた。

ゾロリシリーズは児童書の頃から大好きでした。それがアニメになり、またゾロリの声が山寺宏一さんで嬉しい限りです。本作は、ゾロリがお宝を探すというもので、いかにもゾロリの話だし、面白かったです。子供たちのために薬の材料をというのも、その際に、若い研究者を連れていくというのも、後の話の伏線になっていました。まあ、大人から見ると、どういう展開かはわかりやすいのですが、わかっていてもおもしろかったです。だって、どう見てもあの二人は兄弟でした。ゾロリの世界は動物の世界だからわかりやすいのに、ゾロリはいたずらには頭はきれても、恋愛沙汰には弱いですね。ゾロリの恋もたまにはうまくいってもいいと思いますが、そこはお約束なのでしょう。そう考えると、寅さんみたいかもしれません。また、薬を甘くコーティングしなくてはという話になり、ゾロリとチョコレート城でお馴染みのブルルチョコが出てきて、オールドファンにはうれしかったです。ブルルチョコはチョコレート城の頃から美味しそうだと思っていましたが、やはり美味しそうでした。ゾロリのことを今も恨んでいたなんて、なかなかしぶといやつです。それに、ブルルだけでなく、他のキャラも出てきていたし、結構、昔、ゾロリを読んだ人も楽しめる作品だと思います。

映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!
9

大人が見ても大満足!

「かいけつゾロリ」といえば有名な児童書シリーズで、図書室で読んだ経験がある人も多いだろう。
この映画はそんなかいけつゾロリシリーズの中の長編作「だ・だ・だ・だいぼうけん!」を映像化したものである。
クセの強い絵柄はテレビアニメと同じキャラクターデザインに変更されているが、奇想天外でハラハラドキドキするストーリーの面白さは損なわれていない。
ストーリーについてはぜひ映画を観てもらいたいので、ここでは書かないことにする。
この映画の良いところは、ゾロリが動くところである。アニメーション作品だから当たり前なのだが、原作に負けないほど豊かな表情や、しっぽの動きが素晴らしい。しょげて垂れ下がるしっぽ、悪巧みを考えている時に床をたしたしと叩くしっぽ。この動きが良い。とても良い。
加えて、ゾロリ役の声優、山寺さんはプロの中のプロ。日本を代表するトップクラスの声優さんだ。そんなゾロリが良くないわけがない。
設定では100歳を軽く超えているはずのゾロリだが、劇中では軽々とアクションをこなす。情けないギャグシーンもあれば、一目惚れしたヒロインを守るかっこいいシーンもちゃんとある。
さすが主人公。良いところばかりだ。
子供向け作品だからと敬遠しないで、ぜひ大人にも観てもらいたい。