ムシブギョー

ムシブギョー

『ムシブギョー』(蟲奉行)とは、『週刊少年サンデー超』にて、2009年9月号から2010年10月号まで連載されていた福田宏による少年漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。話数のカウントは「第○陣」。後に『常住戦陣!!ムシブギョー』(じょうじゅうせんじん ムシブギョー)と題名を改め、 2011年6号から2017年43号まで『週刊少年サンデー』にて連載された。基本設定やキャラクターは前作とほぼ同一で、ストーリーは続編ではなく一からリセットされている。テレビアニメ『ムシブギョー』は2013年4月8日から9月30日まで放送された。
江戸時代、「新中町奉行所」(通称蟲奉行所)が新設される。その役目は江戸に跋扈する巨大蟲を駆除すること。享保16年、「死ぬまで勝ち続ける武士」を目指す月島仁兵衛(つきしま じんべえ)は市中見廻り組与力松ノ原小鳥の勧誘を受け、巨大蟲から江戸を守る同心として、先輩同心である「塵外刀」を武器に持つ無涯(むがい)、発破を用いるくノ一火鉢(ひばち)、凄まじい剣の腕を誇る大罪人恋川春菊(こいかわ しゅんぎく)、式神を操る少年陰陽師一乃谷天間(いちのたに てんま)と共に戦うこととなる。

ムシブギョーのレビュー・評価・感想

ムシブギョー
7

王道少年系

無理矢理で強引な展開が多かったが、いかにも少年漫画のバトル物らしい清々しさがあった。主人公である月島仁兵衛が強くなる過程も修行による必殺技会得あり、秘めた能力の覚醒ありで、王道そのものと言った感じです。この仁兵衛だが、あまりにも真っ直ぐな感じで、素直といえば素直だが、ここまで来ると愚直を通り越して、ただのお馬鹿にさえ思えてくる。ただ、この馬鹿の一念が敵を倒したり、仲間の心を動かしたりする訳で、これこそが仁兵衛の一番の武器と言えるだろう。
原作はそれなりに長いので、最初と最後では変わったなと感じる面もいくつかある。敵に関しては、序盤こそでかい蟲を相手にしていたのに中盤以降は蟲狩、蟲人などの人型の敵が相手。巨大蟲相手のバトルは大味な印象があったので、お互いに技術を競い合うような人型、相手の方が盛り上がる為の処置なんだなぁと思う。蟲奉行所の本来の役目から逸脱してきているような気がする。ヒロインも当初はお春がメインヒロインかと思っていたら、火鉢の印象がどんどん強くなり、更に中盤以降は蟲奉行が完全なメインヒロイン。まぁ色々試行錯誤があったのだと思う。唐突に紹介済みと言った感じで現れるキャラいたりと、原作の登場エピソードをカットしたのかなと思われる部分も有ったりする。