ネズミってのが気になる。
お話はとても面白かったです。新人の奮闘記って好きだし、実は別の人がっていう話も好みでした。
レミーは頑張り屋で、料理が好きなことが伝わってくるし、レミーに操られているコックさんだって、料理は下手でも食べるのは好きだし、本当に料理人になりたかったんだと思います。
ネズミだから好きなことができないと諦めるのではなく、自分の望む道に進むというのはすごくいいことだと思うし、1匹と1人の間に友情みたいなものも感じました。
最初にレミーがコックさんの家で、おいしいオムレツを作るシーンが好きです。たいした材料がなくても、いいものは作れるんだなと思いました。
だから、全体的にはとても気に入っていました。でも、やっぱりネズミがキッチンにいるという絵は、ちょっと気になりました。
1匹ならともかく、いっぱいいるときはうわあと思ってしまいます。
やっぱり私の中でまだ、ネズミイコール不衛生という考えがあるからでしょう。
そういうところを逆手に取った話だとは分かっていながらも、気になってしまいました。
そういうことが気にならない年齢の時に見たら、もっと楽しめたのかもしれないなと思いました。
今度はもう少し、そういう固定概念を捨てて見たいと思います。