スターオーシャン / STAR OCEAN

『スターオーシャン』（STAR OCEAN）とは、1996年7月19日にエニックス（現スクウェア・エニックス）が発売したスーパーファミコン用RPGソフト。スターオーシャンシリーズの第1作である。
西暦2432年（宇宙暦346年）。地球は高度な発達を遂げ、宇宙へと進出していた。自然豊かな未開惑星ロークの田舎町クラトスに暮らすラティクス・ファーレンス、ミリー・キリート、ドーン・マルトーの3人は自警団として活動していたが、ある時、隣町で体が石化する謎の奇病が発生。法術師であるミリーの父・マルトスが隣町へ向かうが、肌に触れるだけで感染する病で法術で治せるものでもなく、マルトスも感染してしまう。3人は万病に効くという薬草を取りにメトークス山へ向かうが、途中ですでに病に感染していたドーンが石化。2人が薬草があれば治ると信じ、頂上に辿り着いた時、眩しい光と共に見慣れない服を着た男女2人が現れた。そして2人は、「君達を助けに来た」と語るのだった。
本作にはナムコの『テイルズ オブ ファンタジア』を手掛けたスタッフが参加しており、ゲームデザインは則本真樹、シナリオおよびプログラムは五反田義治、音楽は桜庭統が担当した。キャラクターデザインは漫画家のMEIMU。本作は、エニックスから発売されたスーパーファミコン用ソフトとしては最後のオリジナル作品となった。