美波

美波

美波(みなみ)は、埼玉県出身のシンガーソングライター。中学時代に観た尾崎豊のライブ映像に感銘を受け、自身で作詞を始める。高校進学後にギターを手に入れたことを機に作曲も手掛け始め、本格的な音楽活動をスタートさせる。2017年、1stミニアルバム『Emotional Water』と1stシングル『main actor』を、渋谷、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡のタワーレコードで限定発売。同年には初のワンマンライブを行った。アニメ音楽レーベルであるFlyingDogが主催する「第2回フライングドッグオーディション」でグランプリを受賞し、その後開催したワンマンライブでメジャーデビューすることを発表。2019年にはテレビアニメ『ドメスティックな彼女』のオープニングテーマ曲「カワキヲアメク」を担当した。ファンと身近であることを意識して活動しており、SNSなどでの交流も活発に行っている。また、ライブ以外では素顔を露出せず、公式プロフィールなどではイラストを使用している。

美波のレビュー・評価・感想

美波
10

女性ミュージシャン美波の魅力を広めたい

”美波“とは若者から圧倒的支持を受ける女性シンガーソングライターだ。
中学生のころに見た尾崎豊のライブ映像を見て衝撃を受け作詞作曲を始めた。2019年にTVアニメ「ドメスティックな彼女」のオープニング曲になった「カワキヲアメク」の再生回数は1.2億回にまで昇る。リリースしている曲はそれほど多くなく一年に二曲ほどだが、チャンネル登録者数は113万人を超え、驚くべきは高評価と低評価の割合だ。先ほど紹介した「カワキヲアメク」は低評価1万に対し高評価152万という圧倒的な数字をたたき出している。
何がこれほど視聴者の心を動かすのだろうか?
私なりに考察していきたいと思う。
まずは歌唱力である。女性ならではのハイトーンボイスを活かし心が洗われるような声で、のびやかに歌う。さらに、歌詞はストレートで等身大な言葉で書かれており、多くの人の共感を呼ぶ。曲中ではがなり声、セリフ調の部分などのテクニックがふんだんに盛り込まれ、作詞作曲をしているからこそ彼女の心からの言葉でできた楽曲に仕上がっている。
もっと驚くのは美波の曲は一曲ごとに曲の雰囲気が全く違っていることだ。かっこいいものや穏やかなもの、さわやかなもの。最初の一音。聞いたときにはもう多くの人が美波の音楽から抜け出せなくなっているだろう。